問題.次の各文は、電子制御A/Tについて述べたものである。( )を埋めよ。
②セレクトレバーをN→D及びN→Rにするとセレクトショックが大きく、走行すると変速ショックが大きいということで入庫した。
現象から( ㋩ )系統の不具合と推定して、
自己診断を実施したところ、異常表示を示した。
電気系統点検のためチェックアダブターを取り付け、暖機後アイドリングで各端子間の電圧を測ったところ、( ㊁ )であったので㋩の不具合と判断した。
イ.図のV1が約0.5V
ロ.図のV2が約0.4V
ハ.図のV3が約12.0V
ニ.図のV4が約4.0V
この時のプレッシャーモディファイヤ圧は最大になり、
プレッシャーレギュレーターバルブに作用したため、ライン圧が( ㋭ )となりセレクトショック、変速ショックが大きくなったのである。
解く
㋩.ラインプレッシャ・ソレノイド
セレクトレバーをN→D及びN→Rにするとセレクトショックが大きく、走行すると変速ショックが大きい場合2つが考えられる。
①油温センサー
②ラインプレッシャ・ソレノイド
次に、㊁の答えが㋩の答えに影響するので。
次のイ~ハの中で、異常な値を示しているのは二である。
フェイルセーフになって診断回路電圧が発生している。
ドロッピングレジスタの回路はアイドリング時、5~14Vである。
よって㋩は・・・
㊁.二
㋭.最大
③.Dレンジで走行中、オーバーランクラッチソレノイドに異常が発生すると、ソレノイドをOFFさせてオーバーランクラッチがDレンジ4速を除き締結する。
このため、車両の走行は、( ㋬ )
解く
㋬.ODスイッチ“ON時のみ”車速が4速状態(設定車速)になった時、ライン・プレッシャを上げて,シャトルシフトバルブ"S"を作動させ4速にさせる。
オーバラン・クラッチ・ソレノイド・バルブ オーバラン・クラッチ・ソレノイド・バルブに異常が発生すると,ECUは,ソレノイド・バルブをOFF にするため,オーバラン・クラッチを締結して,減速時に,常にエンジン・ブレーキが効くようになる。(ただし,D1、21は除く)なお,Dレンジ4速域になると(オーバドライブ・スイッチON時),ECUは,ライン・プレッシャを高くして,4速(オーバドライブ)にしている。 |