平成23年3月実施1級小型問題43:災害に関する記述
災害に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)米国のハインリッヒが発見した「1:29:300の法則」とは,死亡や重傷の災害が1件発生すると,その背後にそれと同じ原因による軽傷災害が29件,そしてけがには至らなかったが,もう少しでけがをするところだった事故が,300件も存在するというものである。 |
(2)災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「人的欠陥」を取り除くことである。 |
(3)整とんとは,必要なものと不用なものを区分して,不用なものを処分することである。 |
(4)災害防止のため,電気機器の取り扱いにおいて,スイッチの開閉は左手(心臓から近い手)で行い,ぬれた手で操作しない。また,そのとき右手は,ほかのもの(特に金属類)に触れないようにする。 |
解く
(1)米国のハインリッヒが発見した「1:29:300の法則」とは,死亡や重傷の災害が1件発生すると,その背後にそれと同じ原因による軽傷災害が29件,そしてけがには至らなかったが,もう少しでけがをするところだった事故が,300件も存在するというものである。 適切
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(2)災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「人的欠陥」を取り除くことである。 不適切 災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「不安全な行動や状態」を取り除くことである。
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ハインリッヒの五つの駒の具体例
(第一の駒) 社会的環境の悪条件
間接原因 |
・犬や猫が夜鳴く ・テレビやラジオの音が聞こえてくる ・教育訓練が不十分である ・作業方法が標準化されていない ・職場の規律が守られていない ・気性の合わない人がいる等 |
「人的欠陥」を生み出す原因となるもの |
(第二の駒) 人的欠陥
間接原因 |
・乱暴・無精・怠慢・興奮・誤解 ・悩み・心配・疲労・睡眠不足 ・体調不良 ・いたずら気・知識や技能の不足 ・体力の不足 ・規則や指示の軽視等 |
個人の精神的、肉体的状態が悪くて、不安全行動を起こしやすくするもの |
(第三の駒) 不安全状態・行動
直接原因 |
・位置が悪い・姿勢が悪い・足場が悪い ・速度を出しすぎる・運転を誤る ・近道をする・工具を投げる・ふざける ・規則無視の行動をとる ・安全装置や防具がない ・暗い・暑苦しい・整理・整頓が悪い |
人間の行動又は物的状態が不安定である。 すなわち危険であること |
(第四の駒) 事故 |
・転ぶ・ぶつかる・打たれる ・落ちる・感電する・高熱に触れる ・異物が目に入る ・爆発する・火災になる等 |
災害につながる恐れを持った予測しない障害が起きること |
(第五の駒) 災害 |
・軽傷災害 ・重症災害 ・死亡災害 |
事故の中で人的損害を伴ったもの |
(3)整とんとは,必要なものと不用なものを区分して,不用なものを処分することである。 不適切 整頓とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。
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(4)災害防止のため,電気機器の取り扱いにおいて,スイッチの開閉は左手(心臓から近い手)で行い,ぬれた手で操作しない。また,そのとき右手は,ほかのもの(特に金属類)に触れないようにする。 |
不適切
一般に電気機器のスイッチの開閉は,右手(心臓から遠い手)で行い,ぬれた手で操作しないようにし,また,そのとき左手は,ほかのもの(特に金属類)に触れないようにする。
よって答えは 1
平成23年3月実施1級小型問題41:自動車に係わる資源の有効利用に関する記述
自動車に係わる資源の有効利用に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)リデュースに関する取り組みのうち,「原材料,部品への再生資源の利用化」の事例として,「PETリサイクル材のフロア・マットへの利用」がある。 |
(2)リサイクルに関する取り組みのうち,「リサイクルが容易な素材の選択」の事例として,「熱可塑性樹脂の使用拡大」がある。 |
(3)リデュースに関する取り組みのうち,「環境負荷物質の使用削減」の事例として,「エア・バッグ・ガスのアジ化ナトリウムへの転換」がある。 |
(4)リサイクルに関する取り組みのうち,「リサイクル原材料及びリサイクル製品の利用拡大」の事例として,「リサイクル材のフロア・マットへの利用」がある。 |
解く
(1)リデュースに関する取り組みのうち,「原材料,部品への再生資源の利用化」の事例として,「PETリサイクル材のフロア・マットへの利用」がある。 適切
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(2)リサイクルに関する取り組みのうち,「リサイクルが容易な素材の選択」の事例として,「熱可塑性樹脂の使用拡大」がある。 適切
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(3)リデュースに関する取り組みのうち,「環境負荷物質の使用削減」の事例として,「エア・バッグ・ガスのアジ化ナトリウムへの転換」がある。 不適切
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(4)リサイクルに関する取り組みのうち,「リサイクル原材料及びリサイクル製品の利用拡大」の事例として,「リサイクル材のフロア・マットへの利用」がある。 |
適切
よって答えは 3
リデュース(削減)するための手法
求められる取り組み |
求められる取り組み |
取り組み事例 |
省資源 |
小型軽量化,原材料の使用量削減 ・少量化,軽量化,多用途化,素材の選択 |
・シリンダ・ヘッドの小型化 ・エンジン構造部材のアルミ化 ・インテーク・マニホールドの樹脂化 ・ボデーの軽量化 |
省資源 |
部品数の削減 |
共通化,規格化による部品の汎用性の向上 |
省資源 |
原材料,部品への再生資源の利用化
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損傷バンパ再生材の車部品への再利用(アンダ・カバー)等 PETリサイクル材のフロア・マットへの利用 |
省資源 |
環境負荷物質の使用削減 ・重金属やフロン等の使用削減 |
・代替えフロン冷媒用量削減 ・エア・バッグ・ガスの非アジ化ナトリウムへの転換 |
省資源 |
消耗品の再資源化
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・LLC再生処理装置の開発,活用
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長寿命化 |
素材又は部品の耐久性向上 |
・フューエル・フィルタのメンテナンス・フリー化 ・LLCの長寿命化 |
リペア
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リペア(修理)容易な製品仕様 ・個々の部品が交換可能な製品構造 |
・最小単位での部品交換 |
リサイクル(再循環)するための手法
求められる取り組み |
求められる取り組み |
取り組み事例 |
リサイクルが容易な製品仕様
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リサイクル容易な素材の選択 |
・熱可塑性樹脂の使用拡大 |
リサイクルが容易な製品仕様 |
使用する素材数の削減 ・素材又は材料の統一化 |
・単一素材のインパネ,バンパの採用 ・プラスチックの統合 |
リサイクルが容易な製品仕様 |
接合箇所の削減等,解体・分離の容易化 ・接着,溶接の回避や差し込み等による解体,分離が容易な構造 ・工具が不用又は汎用工具で解体可能な製品構造 |
・分割容易なシート構造の採用 |
リサイクルが容易な製品仕様 |
異種素材の分離容易化 ・素材の表示等,処理者への情報提供の充実 |
・樹脂部品への材料表示の実施 |
リサイクルが容易な製品仕様 |
製品の解体に関する情報提供 ・解体手順等,解体に関する情報提供の充実 |
・解体マニュアルの作成、提供 |
リサイクル・システム
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製品の特性に応じたリサイクルのための回収システム整備 ・製品ごとの特性に応じた回収に掛かる費用徴収ルールの構築 |
・損傷バンパ回収システムの実施 |
リサイクル・システム |
リサイクルにかかる技術基準の構築 ・分別の精度等リサイクルにかかる処理技術の向上 |
・バンパ再生材の塗膜剥離技術の確立 |
リサイクル市場拡大
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リサイクル原材料及びリサイクル製品の利用拡大 ・リサイクル製品市場拡大のための需要喚起 |
・バンパ再生材の部品への再利用(アンダ・カバー等) ・リサイクル材のフロアマットへの利用 |
リサイクル市場拡大 |
リサイクル製品に掛かる情報提供 ・リサイクル製品の品質表示 |
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リユース(再利用)するための手法
求められる取り組み |
取り組み事例 |
1.リユースが容易な製品仕様 ・リユースの可能な部品のユニット化 |
・エンジンバリエーション削減による共通化 |
2.リユースの実施のためのシステム ・リユースのための回収システムの構築 |
エンジン,トランスミッションのリビルト供給 |
3.リユース製品市場の拡大 |
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平成23年3月実施1級小型問題40:振動・騒音に関する故障診断
振動・騒音に関する故障診断の対処方法として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)後輪駆動(FR車)の5速MT車で4速(直結),エンジン回転速度3000min-1で走行中に100Hzの車体振動が発生したため,プロペラ・シャフトのジョイント角を点検した。 |
(2)高速道路を走行中,100km/hでステアリング・ホイールの回転方向にほぼ一定レベルの周波数13.6Hzの振動が発生したため,タイヤ(直径65cm)のアンバランス点検を行った。 |
(3)後輪駆動(FR車)の5速MT車において,中高速時に全てのシフト・ポジションで「クー」という高く澄んだ音が発生したので,ディファレンシャル・ギヤ(ファイナル・ギヤ)のうなり音と判断し,ディファレンシャル・ギヤ(ファイナル・ギヤ)を点検した。 |
(4)4サイクル4気筒エンジンで,Dレンジのアイドル回転(700min-1)時に,ステアリング・ホイール及びシートに振動が発生し,周波数が10Hzだったためエンジンのトルク変動と診断し,エンジン・マウンティングを点検した。 |
解く |
(1)後輪駆動(FR車)の5速MT車で4速(直結),エンジン回転速度3000min-1で走行中に100Hzの車体振動が発生したため,プロペラ・シャフトのジョイント角を点検した。 適切 3000÷60×2=100 |
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(2)高速道路を走行中,100km/hでステアリング・ホイールの回転方向にほぼ一定レベルの周波数13.6Hzの振動が発生したため,タイヤ(直径65cm)のアンバランス点検を行った。 適切 100÷3.6÷(0.65×3.14)=1.3609・・・
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(3)後輪駆動(FR車)の5速MT車において,中高速時に全てのシフト・ポジションで「クー」という高く澄んだ音が発生したので,ディファレンシャル・ギヤ(ファイナル・ギヤ)のうなり音と判断し,ディファレンシャル・ギヤ(ファイナル・ギヤ)を点検した。 適切 ファイナル・ギヤのうなり音 図 のように“クー”という高く澄んだ音が聴こえる。(特定の振動周波数でピークになる。)
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FF 車では前席から, FR 車では主に後席より聴こえる。
振動周波数は, 400~1500Hz くらいである。
発生車速は,シフト位置には関係なく, 40~50km/h 以上の中高速で,加速,減速,あるいは,一定速,いずれかの場合に発生する。
例えば,加速で発生した場合には,アクセル・ペダルを離すと音が消えるが,減速の場合はこの逆となる。
(4)4サイクル4気筒エンジンで,Dレンジのアイドル回転(700min-1)時に,ステアリング・ホイール及びシートに振動が発生し,周波数が10Hzだったためエンジンのトルク変動と診断し,エンジン・マウンティングを点検した。
不適切
エンジンのトルク変動:700÷60×2=23.333・・・
よって答えは 4
平成23年3月実施1級小型問題39:オート・エアコンのブロア・モータ回路の故障診断
図に示すオート・エアコンのブロア・モータ回路の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。なお,図は,参考としてイグニション・スイッチON時を示している。
(1)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動停止条件時にも関わらず,V6の端子を外してもブロア・モータが作動する場合は,パワーTrユニットの不良が考えられる。 |
(2)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動停止条件時にも関わらず,V4の端子を外してもブロア・モータが停止しない場合は,ブロア・モータの不良が考えられる。 |
(3)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動条件時にも関わらずブロア・モータが作動しないときに,V3に電圧がありV4に電圧がない場合は,パワーTrユニットの断線が考えられる。 |
(4)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動停止条件時にも関わらずブロア・モータが作動するときに,VlとV5の端子を外してもブロア・モータが停止しない場合は,Vl,V4,V5の端子間で短絡(地絡)が考えられる。 |
解く
(1)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動停止条件時にも関わらず,V6の端子を外してもブロア・モータが作動する場合は,パワーTrユニットの不良が考えられる。
適切
(2)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動停止条件時にも関わらず,V4の端子を外してもブロア・モータが停止しない場合は,ブロア・モータの不良が考えられる。
適切
(3)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動条件時にも関わらずブロア・モータが作動しないときに,V3に電圧がありV4に電圧がない場合は,パワーTrユニットの断線が考えられる。
不適切
ブロア・モータの不良
(4)イグニション・スイッチONで,ブロア・モータ駆動停止条件時にも関わらずブロア・モータが作動するときに,VlとV5の端子を外してもブロア・モータが停止しない場合は,Vl,V4,V5の端子間で短絡(地絡)が考えられる。 |
適切 |
よって答えは3
平成23年3月実施1級小型問題38修正:ABSのモータ回路の故障原因
図に示すABSのモータ回路の故障原因と表のダイアグノーシス・コードに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。ただし,ポンプ・モータ・リレーは正常とする。なお,電圧の測定はポンプ・モータ・リレーがOFFの状態で行った。
(1)バッテリ~V3端子間が正常で,V3に電圧があり,Vlに電圧がなく,ヒューズが正常な場合は,ABS・ECU内Rの断線が考えられ,「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。 |
(2)Vlに電圧があり,V2に電圧がなく,ヒューズに異常がない場合は,Vlの端子~ヒューズ間の断線が考えられ,「52」のダイアグノーシス・コードが検出されている。 |
(3)V4に電圧があり,コネクタAを外してV5に電圧がない場合は,ポンプ・モータの断線が考えられ,「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。 |
(4)V3に電圧があり,Vlに電圧がなく,ヒューズが断線している場合は,Vlの端子~ヒューズ間の短絡(地絡)が考えられ,「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。 |
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解く
(1)バッテリ~V3端子間が正常で,V3に電圧があり,Vlに電圧がなく,ヒューズが正常な場合は,ABS・ECU内Rの断線が考えられ,「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
不適切
ポンプ・モータ・リレーOFF出力時のMCK端子電圧が3V以上:MCK端子電圧0V→ABSECU内マイコン入力電圧なし。
ポンプ・モータ・リレーON出力時のMCK端子電圧が4.5V以下:MCK端子電圧→12VABSECU内マイコン入力電圧なし。
「52」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
(2)Vlに電圧があり,V2に電圧がなく,ヒューズに異常がない場合は,Vlの端子~ヒューズ間の断線が考えられ,「52」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
不適切
Vlに電圧があり,V2に電圧がなく,ヒューズに異常がない場合
「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
(3)V4に電圧があり,コネクタAを外してV5に電圧がない場合は,ポンプ・モータの断線が考えられ,「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
適切
V4に電圧があり,コネクタAを外してV5に電圧がない場合
(4)V3に電圧があり,Vlに電圧がなく,ヒューズが断線している場合は,Vlの端子~ヒューズ間の短絡(地絡)が考えられ,「53」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
不適切
Vlの端子~ヒューズ間の短絡(地絡)
「52」のダイアグノーシス・コードが検出されている。
よって答えは 3
平成23年3月実施1級小型問題37:スロットル・バルブ・スイッチ回路の故障診断
図に示すスロットル・バルブ・スイッチ回路の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)Vlに電圧がない場合は,エンジンECUの不良が考えられ,V2に電圧があり,アクセル・ペダル全閉の状態でV3に電圧がない場合は,スロットル・バルブ・スイッチの不良が考えられる。 |
(2)アクセル・ペダル全開の状態でV4に電圧があり,V5にも電圧がある場合は,AT・ECU内での断線が考えられる。 |
(3)V2に電圧があり,アクセル・ペダル全開の状態でコネクタAとコネクタBを外したときに,V3に電圧がある場合は,スロットル・バルブ・スイッチ内部での短絡が考えられる。 |
(4)アクセル・ペダル全閉の状態でV3に電圧があり,V6にも電圧がある場合は,コネクタA~コネクタC間の配線と,コネクタB~コネクタD間の配線との線間での短絡が考えられる。 |
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解く 全閉、全開以外 |
(1)Vlに電圧がない場合は,エンジンECUの不良が考えられ,V2に電圧があり,アクセル・ペダル全閉の状態でV3に電圧がない場合は,スロットル・バルブ・スイッチの不良が考えられる。
適切
Vlに電圧がない場合は,エンジンECUの不良
アクセル・ペダル全閉の状態でV3に電圧がない場合は,スロットル・バルブ・スイッチの不良
(2)アクセル・ペダル全開の状態でV4に電圧があり,V5にも電圧がある場合は,AT・ECU内での断線が考えられる。
不適切
アクセル・ペダル全開の状態
アクセル・ペダル全開の状態かつAT・ECU内での断線:V4=V5=0V
(3)V2に電圧があり,アクセル・ペダル全開の状態でコネクタAとコネクタBを外したときに,V3に電圧がある場合は,スロットル・バルブ・スイッチ内部での短絡が考えられる。
適切
(4)アクセル・ペダル全閉の状態でV3に電圧があり,V6にも電圧がある場合は,コネクタA~コネクタC間の配線と,コネクタB~コネクタD間の配線との線間での短絡が考えられる。
適切
よって答えは 2
平成23年3月実施1級小型問題36:電子制御式AT:「常に変速時のショックが大きい」という不具合の推定原因
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATにおいて,「常に変速時のショックが大きい」という不具合の推定原因として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)スロットル・ポジション・センサの開き側への特性異常 |
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(2)ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブの内部断線 |
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(3)ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブの通電OFF側への機械的な固着 |
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(4)油温センサの内部短絡 |
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解く ライン・プレッシャが高くなる故障
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(1)スロットル・ポジション・センサの開き側への特性異常 適切
不適切 超高温の情報が入力されるが、特別な制御はしていない。 通常通りである。
よって答えは 4
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