1級小型:令和4年3月実施
「道路運送車両法」及び「自動車点検基準」に照らし自動車の区分(種別.用途等)と定期点検の時期の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。 自動車の区分 定期点検の時期 (1) 貨物運送用の検査対象軽自動車のレンタカー 3月ごと (2) 車両総重量8t…
「道路運送車両法」及び「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」に照らし小型四輪乗用自動車(最高速度100km/h,車幅1.69m,乗車定員5人)に備えることができる昼間走行灯の基準に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)光度は,1,440cd以…
「道路運送車両法」の自動車検査証の備付け等を定めた「道路運送車両法第66条」について,次の文章の( )に当てはまるものとして,適切なものはどれか。 検査標章は,当該自動車検査証がその効力を失ったとき,又は( )の結果,当該自動車検査証の返付を受けること…
「道路運送車両法」及び「道路運送車両法施行規則」に照らし「自動車特定整備事業」に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)特定整備のうち電子制御装置整備の対象となる装置は,運行補助装置と自動運行装置である。 (2)普通自動車特定整備事…
「道路運送車両法」及び「自動車点検基準」に照らし自家用貨物自動車等の定期点検基準に基づき「点検時期が6月ごと」と定められているものとして,不適切なものは次のうちどれか。 (1)原動機の潤滑装置の「油漏れ」 (2)かじ取り装置のパワー・ステアリン…
防火・防災に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)消防法によると,軽油の指定数量は1,000L,ミッション・オイルの指定数量は4,000L,エチレングリコール(不凍液)の指定数量は6,000Lである。 (2)消火器の設置を義務付けられている整備工場には,…
自動車部品のうち,自動車部品を装着した場合の構造等変更検査時等における取扱いに関する通達で定める指定部品に該当しないものは次のうちどれか。 (1)運行に当たり機能する自動車部品のうち,緩衝装置関係の部品の「ショック・アブソーバ」 (2)アクセサリ…
自動車にかかわる資源の有効利用に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)ボデー外板部品(フェンダ,ポンネット,ドア等)やライト類,ガラス類などは,中古部品といえども十分活用できることから.自動車整備業界が使用するリサイクル部品のうち,…
災害と災害防止に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)整理とは,必要なものと不要なものを区分して,不要なものを処分することである。 (2)べンチ・グラインダは,その日の作業を開始する前に1分間以上の試運転を行い,安全な位置で異音や異常…
産業廃棄物の適正処理に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)整備工場などのタイヤを販売する者は,「一般廃棄物に区分されるタイヤ」を引き取る際,その処理に係る費用の実費相当分を引き取り依頼者から徴収することが可能である。 (2)使用済…
振動・騒音に関する故障診断の対処方法として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)直径65cmのタイヤを4輪装着した車両で高速道路を走行中,100km/hでステアリング・ホイールの回転方向にほぼ一定レベルの周波数13.6Hzの振動が発生したため,タイヤのアンバラン…
図に示すオート・エアコンのモード・モータ回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)B/L及びHEATモード時に,V3に電圧がなく,V10の端子を外すとV3に電圧が発生する場合は,モード・モータの不良が考えられ,V3に電圧がなく,V3の端子を…
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATにおいて,車載故障診断装置には表示されない不具合の状況と推定原因に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (l)「N,Pレンジでエンジンが掛からない」という不具合の推定原因として,「AT内部のクラッ…
EPSの故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (l)ダイアグノーシス・コードを消去する際は,トルク・センサ中点値も消去されるため,トルク・センサ交換時と同様に,トルク・センサ中点値の書き込みを行う必要がある。 (2)「電流センサ故…
ABSのダイアグノーシス・コードが表示される不具合とABSの故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (l)「IG2電圧診断」は,車速10km/h以上でIG2電源電圧が10V以下又は16V以上で検出するが,異常検出後に一度コードを消去して再現テストを行…
燃圧が発生しないという自動車において,外部診断器を使用してアクティブ・テストを行い,フューエル・ポンプを強制駆動させた。このときの図に示すフューエル・ポンプ駆動回路における各端子の電圧測定結果の表をもとに診断した推定原因として,不適切なもの…
図に示すイグナイタ系統回路において,エンジン警告灯が点灯したので,外部診断器でダイアグノーシス・コードを確認したところ,「点火確認信号系統」を表示した。図をもとに電圧点検を行った結果として,不適切なものは次のうちどれか。ただし点火指示信号は…
図1に示す特性を持つ図2の水温センサ回路において,エンジン警告灯が点灯したので,外部診断器でダイアグノーシス・コードを確認したところ,「水温センサ系統」を表示した。図をもとに外部診断器を用いて故障診断を行った結果として,不適切なものは次のうちど…
エンジンの故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)Dジェトロニック方式エンジン搭載車において,初爆はあるが完爆しないという不具合の推定原因として,バキューム・センサ,水温センサ,インジェクタの不良は考えられるが,スパーク・プ…
Lジェトロニック方式エンジンの不具合点検において,暖機後無負荷アイドリング状態におけるO2センサ信号電圧の点検結果と故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)O2センサ信号電圧が1V付近で一定の場合,「エア・フロー・メータの信号電…
図1に示す異常検知範囲をもつ図2の半導体式油圧センサ回路の異常検知に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)②の箇所で線間に短絡が発生した場合,入力回路に電源電圧の5Vが入力されるため,マイコンは上限値の閾値をアップ・エッジする信号…
SRSエア・バッグ・システム及びプリテンショナ・シート・ベルトに関する記述とし て,不適切なものは次のうちどれか。 (1)エア・バッグを作動処理する場合,作動したエア・バッグは高温になっているため,30分以上放置して冷却する必要があるが,水などをか…
スチール・ベルト式無段変速機(CVT)に関して述べた(イ)から(ハ)の文章の正誤の組み合わせとして,適切なものは(1)から(4)のうちどれか。 (イ)デューティ・ソレノイド・バルブは,AT・ECUからの信号により,OFFのときはフォワード・クラッチ,リバース・ブレー…
図に示すABSの前輪用モジュレータ・バルブ(FLOUT)の駆動回路の点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)モジュレータ・バルブ駆動条件時,V5が12Vよりも低い場合は,FSR電源線の異常(断線,短絡(地絡)),FSR(接点側)の断線,FLOUTソレノイド・コ…
図1に示すモード別信号電圧特性をもつ図2のEPSの電子式モード切り替えスイッチ回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)標準(●)モードのときに,V1とV2の電圧値が異なる場合,重め(+)側信号線の断線は考えられるが,EPS・ECU本体の異常…
図に示す「音の和の計算図表」を参考にして,音圧レベルが54dBの音源二つと57dBの音源二つが同時に鳴った場合の音圧レベルの合計値として,適切なものは次のうちどれか。ただし,四つの音源は,騒音計から正対させ,等距離に並べて置くものとする。 (1)約58.8dB…
騒音・振動現象に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 現象名 内容 振動周波数 (目安) 振動源(振動強制力) (1) ロード・ノイズ 凹凸路走行時の"ゴー音” 30Hz~60Hz 又は 80Hz~300Hz ・路面の凹凸 (2) ドスン音 路面の継ぎ目,凹凸部を通過 …
プロペラ・シャフトとドライブ・シャフトに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)プロペラ・シャフトに用いられるダブル・カルダン型等速ジョイントは,カルダン(フック)・ジョイントを2個組み合わせており,「入力軸とカップリング・ヨークの…
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATに用いられるAT・ECUの制御に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (l)AT・ECUは,1レンジから2レンジへのシフト時に2レンジ信号が入力されず無信号となる場合,1レンジ信号を人力信号とみなすが,実際の…
車両安定制御装置に関する記述として.不適切なものは次のうちどれか。 (1)プリチャージ機能付き真空式制動倍力装置では,トラクション・コントロール及びVSCS作動時,スキッドECUからの制御信号によりプリチャージ・ソレノイド・バルブが作動する。このとき…