自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

令和4年3月実施1級小型問題37:EPSの故障診断

EPSの故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(l)ダイアグノーシス・コードを消去する際は,トルク・センサ中点値も消去されるため,トルク・センサ交換時と同様に,トルク・センサ中点値の書き込みを行う必要がある。

 

(2)「電流センサ故障診断」のダイアグノーシス・コードを検出すると,警報中は動力補助を停止し,不良コードを消去するまでシステムのリセットは行われない。

 

(3)EPS警告灯は,システムが正常であっても,エンジン回転速度500min-1以下で,かつ,車速10km/h以上を3秒継続したとき,または,車速1km/h以下で,かつ,エンジン回転速度2000min-1以上を3分継続した場合でも点灯する。

 

(4)「トルク・センサ上下限値診断」のダイアグノーシス・コードを検出すると,警報中は動力補助を停止するが,イグニシコン・スイッチをOFFにするとシステムのリセットが行われる。

 

 

 

解く

 

(l)ダイアグノーシス・コードを消去する際は,トルク・センサ中点値も消去されるため,トルク・センサ交換時と同様に,トルク・センサ中点値の書き込みを行う必要がある。

 

不適切

 

(2)「電流センサ故障診断」のダイアグノーシス・コードを検出すると,警報中は動力補助を停止し,不良コードを消去するまでシステムのリセットは行われない。

 

不適切

 

(3)EPS警告灯は,システムが正常であっても,エンジン回転速度500min-1以下で,かつ,車速10km/h以上を3秒継続したとき,または,車速1km/h以下で,かつ,エンジン回転速度2000min-1以上を3分継続した場合でも点灯する。

 

適切

 

EPS警告灯は,システムが正常でも下記の条件のときに点灯する。

①車速1km/h以下で,かつ,エンジン回転速度2000min-1以上を3分継続したとき。

②エンジン回転速度500min-1以下で,かっ,車速10km/h以上を3秒継続したとき。

 

 

 

(4)「トルク・センサ上下限値診断」のダイアグノーシス・コードを検出すると,警報中は動力補助を停止するが,イグニシコン・スイッチをOFFにするとシステムのリセットが行われる。

 

不適切

 

よって答えは 3