2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
図1に示すEPSの電子式モード切り替えスイッチ回路の点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)標準(●)モードのときに,VlとV2に5Vの電圧が発生する場合,重め(+)側信号線の断線及び短絡(地格)は考えられないが,信号アース線の断線は考…
EPS・ECUの制御に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)もどり制御では,ステアリングの操舵速度が減速したときに,モータの回転による逆起電力によって発生する回生電流が流れ,その結果モータ電流が多くなるため,モータの回転速度に応じた回生…
コモン・レール式高圧燃料噴射システムの制御に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)コモン・レールは,高圧システム内の圧力振動波を低減する機能を備えており,材料にはクロム・モリブデン鋼などが用いられている。 (2)サプライ・ポンプ…
電子制御式スロットル装置を用いた筒内噴射式ガソリン・エンジンに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)冷間始動直後の短時間,圧縮行程の燃料噴射により超リーン燃焼を行い,続いて,燃焼(膨張)行程での再度の燃料噴射により,残った空気と…
CNG(圧縮天然ガス)及びCNG自動車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)天然ガスは,CH4を主成分としており,硫黄分やそのはかの不純物を含まないため,燃焼してもSOxやすすの発生が全くなく,CO2の排出量が石油より約2~3割少ない。 (2)CNG…
パラレル・シリーズ・ハイブリッド・システムの点検・整備上の注意事項として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)補機バッテリには,専用のバッテリが採用されているため,急速充電器の使用が禁止されている。また,バッテリを交換する場合は,必ず,専用のも…
図に示す回生協調制御システムを用いたハイブリッド車に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)Nレンジ時には,駆動力を遮断する必要があるため,インバータ内のすべてのパワー・トランジスタをOFFにすることで,モータとジェネレータの作動(…
図に示すCANシステムに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)高速側CANと低速側CANのCANバスは,CAN-HとCAN-Lの両方のCAN信号を使用してデジタル信号を作るディファレンシャル・エンドの方式である。 (2)高速側CANの終端抵抗にパッシブ…
図に示す高速側CANバス回路をオシロスコープで点検したときの電圧波形として,適切なものは次のうちどれか。ただし,オシロスコープの設定は(1)~(3)が「V/DIV=1V,TIME/DIV=50μs」とし,(4)を「V/DIV=2V,TIME/DIV=50μs」とする。 解く (1)(1) (2)(2) …
問題.次の各文は、騒音・振動の故障診断について述べたものである。( )の中を埋めよ。 「100km/h以上で高速走行するとステアリングが振動するので点検して欲しい」との依頼で入庫した。 車両仕様 ・FR、6気筒エンジンのM/T ・ギャ比トランスミッション5速・…
図に示す警告灯の回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)駆動(点灯)条件時,V3が0Vで,かつ,警告灯が正常の場合は①の箇所の断線が考えられる。 (2)駆動停止(消灯)条件時,Vlが0Vのときは,②の箇所の短絡(地絡)が考えられる…
問題.次の各文は、オートエアコンの故障診断について述べたものである。( )を埋めよ。 エアコンの調子が悪い(冷えない)ということで、現象を確認したところ下記のとおりであった。エンジン暖機済、サービス工場内の温度25℃、車室内温度25℃、冷凍サイクルは…
問題.入庫した車両を走行テストした結果、下記のような現象が確認できた。 ・セレクトショックは正常である。 ・ODスイッチをONにして2レンジからDレンジにセレクトして走り出すと、 ら4速まで変速するが、変速ショックが大きく、変速点も通常より高くなる。…
問題.次の各文は、電子制御A/Tについて述べたものである。( )を埋めよ。 セレクトショック、変速ショックともに大きく、ODスイッチをONで走行し ても3速までしか変速しなかったので( ㋑ )系統の不具合 が考えられるので確認のため、A/Tコントロールユニット…
走行中『耳を圧迫するような音と、車体の振動もあるので点検して欲しい』との依頼で入庫した。 車両仕様 6気筒エンジン マニュアルトランスミッション FR車 お客さまの話 舗装道路において、70km/h以上になると『ボォー』という圧迫音を感じる。また、車体…
問題.次の各文は、電子制御A/Tについて述べたものである。( )を埋めよ。 ②セレクトレバーをN→D及びN→Rにするとセレクトショックが大きく、走行すると変速ショックが大きいということで入庫した。 現象から( ㋩ )系統の不具合と推定して、 自己診断を実施…
問題.次の各文は、電子制御A/Tについて述べたものである。( )を埋めよ。 ①Dレンジで走行できないと苦情があった。 走行テストの結果、下記のような現象が確認できた。 ①Dレンジで発進せす。 ②2、1、Rレンジは発進、走行ができる。 ③セレクトショックは正常…
問題 次の各文は振動騒音について述べたものである。( )を埋めよ。 ①高速走行すると振動するという不具合で入庫した車両をお客さまと同乗して現象を確認したところ、車速70~80km/h付近でフロア及びステアリングに振動があり、更に100km/h以上になると…
下図は少し古いがとある自動車の配線図の抜粋である。 以上の回路からいえることは。 じゃいけないんですか?ということである。
(ⅱ)駆動情報と駆動信号電圧及び駆動電圧の整合確認 ① 図のアクチュエータを駆動停止時(消灯)⇒駆動時(点灯)にしたとき,両図のV1の駆動電圧が,図の駆動電圧特性に示す0Vから12V(LEDでは2V)に反転すれば,ECU本体,ECU電源線,アクチュエータ電源…
(d)回路点検 警告灯(マイナス駆動回路)の回路点検は,駆動停止時,駆動時における駆動信号電圧,駆動電圧などについて説明する。 (1)駆動信号電圧の回路点検 ここでは発光ダイオードの駆動電圧を2Vとする。 ①駆動停止時(消灯時)の点検 ㋑ 図1及び図2の…
(c)異常検知 (1)異常検知の範囲 図に示す回路には,異常検知の回路構成が設けられていないため,異常検知はできない。 ただし,IG・ONとしたとき,数秒間警告灯を点灯させることにより回路診断を行う。 点灯の仕組みは、IG・ONとしたときに図に示すマイコン…
(b)信号形態 図1の回路構成における駆動信号電圧の特性は,図2に示すように警告灯消灯時には,電源電圧(12V)まで立ち上がり,警告灯点灯時には,ボデー・アース電圧(0V)に降下する。 駆動信号電圧の特性=V1の電圧 図1の回路構成における駆動電圧の特性…
警告灯(マイナス駆動回路) 図に示す警告灯は,マイナス駆動回路を用いたもので,エンジン警告灯などに用いられ,車載式故障診断装置で設定した箇所に異常が発生したときに点灯する。 (a)回路構成 図の回路の構成は,装置が正常の場合には,駆動回路内のTr…
図1に示すボルテージ・ドライブ式フューエル・インジェクタ(外部レジスタ付)回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 ただし,図2~4の測定波形は正常なエンジン回転中のものであり,オシロスコープのTIME/DIVは1msとする。 (1)駆動…
センサに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)論理信号センサとは,他のセンサとの相関を必要としない装置単独のスイッチの作動・非作動の作用を行うスイッチ(センサ)のことで,ハードウェアの回路構成だけで作用しており,ノック・センサは…
リニア駆動アクチュエータに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)リニアDCブラシレス・モータは,駆動回路のインバータで直流を単相交流に変換して活用するもので,フィールド・コイルの代わりにパーマネント・マグネット(永久磁石)を用い…
図1に示す圧力電圧特性をもつバキューム・センサ(圧力センサ)を用いた図2の回路の異常検知に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)①の箇所で断線があるときは,入力回路に0Vが入力されるため,マイコンは下限値の閾値をダウン・エッジする信…
(ⅱ)駆動情報と駆動の信号電圧及び駆動電圧の整合確認 ①点検はFET電子スイッチのD(ドレイン)⇔S(ソース)間の駆動の信号波形(駆動の信号電圧)及びモータに印加される駆動波形(駆動電圧)の確認を行うと共にPWMの波形がもつPWM制御(電圧変化)に応じてモータ回転が…
ホ.図のV1の電圧が,すべての駆動状態において電源電圧(12V)であること。 V1の電圧値が電源電圧(12V)に満たない場合には,FET電子スイッチの異常(短絡),駆動電源線の異常(断線,短絡,接触抵抗などの増大)が推測できる。 FET電子スイッチの異常(短絡), 駆動電源…