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ガソリン・エンジンの空燃比制御に関する文章の正誤の組み合わせとして,適切なものは次の(1)~(4)のうちどれか。
(イ)多気筒工ンジンで1気筒だけがプラグの点火不良で失火した場合,未燃焼のガソリンがエキゾースト・マニホールドに流れるため,O2センサはリッチを検出する。そのため,工ンジンECUは失火していない気筒の燃料噴射量を減らし,空燃比を正常にすることで,工ンジンの状態を安定化する。
(ロ)吸入空気量の検出装置として,工ア・フロー・メータのみを使用したエンジンとバキューム・センサのみを使用したエンジンとを比較したとき,インテーク・マニホールドとシリンダ・ヘッドとの合わせ面の不良による「エア吸い」が発生した場合,暖機後無負荷アイドリング状態においてO2センサがリーンを検出するのはバキューム・センサのみを使用したエンジンである。
(ハ)空燃比フィードバック値,フィードバック学習値とも制御幅が-20%~+20%のエンジン出力が暖機後無負荷アイドリング状態において,空燃比フィードバック値が-2%~+2%で周期的に変動しており,フィードバック学習値が+19%で一定になっている場合ンがO2センサ出力が約0Vで一定になっていることが考えられる。
(1)(イ)正 (ロ)正 (ハ)正 |
(2)(イ)正 (ロ)誤 (ハ)正 |
(3)(イ)誤 (ロ)正 (ハ)誤 |
(4)(イ)誤 (ロ)誤 (ハ)誤 |
解く
(イ)多気筒工ンジンで1気筒だけがプラグの点火不良で失火した場合,未燃焼のガソリンがエキゾースト・マニホールドに流れるため,O2センサはリッチを検出する。そのため,工ンジンECUは失火していない気筒の燃料噴射量を減らし,空燃比を正常にすることで,工ンジンの状態を安定化する。
不適切
未燃焼のガソリンもあるが、消費されていない酸素も多量にある。
結果的にO2センサはリーンを検出、燃料増量補正を行いさらに悪循環・・・
(ロ)吸入空気量の検出装置として,工ア・フロー・メータのみを使用したエンジンとバキューム・センサのみを使用したエンジンとを比較したとき,インテーク・マニホールドとシリンダ・ヘッドとの合わせ面の不良による「エア吸い」が発生した場合,暖機後無負荷アイドリング状態においてO2センサがリーンを検出するのはバキューム・センサのみを使用したエンジンである。
不適切
工ア・フロー・メータも同様
(ハ)空燃比フィードバック値,フィードバック学習値とも制御幅が-20%~+20%のエンジン出力が暖機後無負荷アイドリング状態において,空燃比フィードバック値が-2%~+2%で周期的に変動しており,フィードバック学習値が+19%で一定になっている場合、O2センサ出力が約0Vで一定になっていることが考えられる。
不適切
O2センサ出力が約0Vで一定ならば、フィードバック値が-2%~+2%ではなく、+側に大幅に変動する。
(1)(イ)正 (ロ)正 (ハ)正 |
(2)(イ)正 (ロ)誤 (ハ)正 |
(3)(イ)誤 (ロ)正 (ハ)誤 |
(4)(イ)誤 (ロ)誤 (ハ)誤 |
よって答えは(4)