自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

警告灯(マイナス駆動回路)④

(d)回路点検

警告灯(マイナス駆動回路)の回路点検は,駆動停止時,駆動時における駆動信号電圧,駆動電圧などについて説明する。

 

(1)駆動信号電圧の回路点検

 

ここでは発光ダイオードの駆動電圧を2とする。

①駆動停止時(消灯時)の点検

㋑ 1及び図2V1駆動信号電圧が12Vであること。

12Vの電圧が発生しなければ,

ECU本体の異常,及びアクチュエータ電源線,駆動信号線,アクチュエータの警告灯(以下,アクチュエータという。)のいずれかに異常(断線,短絡)が推測できる。

 

ECU本体の異常,

アクチュエータ電源線(断線,短絡)

 

断線

短絡

駆動信号線(断線,短絡)

断線

短絡

 

警告灯(断線,短絡)

②駆動時(点灯時)の点検

㋑ 1及び図2V1には,駆動電圧と同じ12Vの電圧が発生していること。

この電圧が0Vであれば,アクチュエータ電源線の異常(断線,短絡)及びアクチュエータの異常(短絡)が推測できる。

 

アクチュエータ電源線の異常(断線,短絡)

断線

短絡

アクチュエータの異常(短絡)

 両図のV2駆動電圧が12V(LEDでは2V)であること。

駆動電圧が12V(LEDでは2V)から外れる場合は,アクチュエータ(警告灯)の抵抗値などを測定し,アクチュエータが正常であればECU本体の異常,アクチュエータ電源線の異常(断線,短絡,接触抵抗などの増大)及び駆動信号線の異常(断線,接触抵抗などの増大)が推測できる。

既出

 

㋺ 1及び図2V3の駆動信号電圧が0V(LEDでは10V)であり,アクチュエータが作動しない場合は,V1及びV2を。点検する。

 ㋩ 1及び図2V1に12V(LEDでは2V)の電圧が発生し,かつ,アクチュエータが作動しない(警告灯が点灯しない)場合は,アクチュエータの異常(断線,接触抵抗などの増大)が推測できる。

アクチュエータの接触抵抗などの増大

 両図のV2の電圧が0Vよりも高く発生すれば,駆動信号線の異常(断線,接触抵抗などの増大)が推測できる。

駆動信号線の断線

※図1の方は駆動回路がOFFのため、テスタの電圧が表示されないと思うが。テスタの内部抵抗があるから、回路に電流が流れ、TrONするのかもしれない。

ちなみに、TrBEの電位差は0.7VCEの電位差は0.1Vである。

この回路、図1の方は最初から矛盾している。飽和状態と苦し紛れに表示したが、TrBへは別の電源から供給されるべきではないだろうか。

この回路が成り立つのなら、私の勉強不足でしょう。

点灯時の、駆動信号電圧を0Vとすることになっているが・・・

これだと駆動回路がONでもOFFでもTrBの電位は約0V・・・

これにこだわる必要があるか疑問だが、愚痴ばかりになる。わたしが理解できないから。