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自動車整備士資格試験を解く

令和4年3月実施1級小型問題29:SRSエア・バッグ・システム及びプリテンショナ・シート・ベルトに関する記述

SRSエア・バッグ・システム及びプリテンショナ・シート・ベルトに関する記述とし

て,不適切なものは次のうちどれか。

 

1)エア・バッグを作動処理する場合,作動したエア・バッグは高温になっているため,30分以上放置して冷却する必要があるが,水などをかけて強制冷却してはならない。また,作動処理したエア・バッグを廃車とともに処理する場合は,元々ユニットが装着されていた車両内に戻し車両とともに廃棄する。

 

(2)プリテンショナ・シート・ベルトの作動は,センサに基準となる閾値以上の衝撃が加わると,ガス・ジェネレータ点火回路に電流が流れて着火剤などが燃焼し,そのガスの流れによりストリップの可動部が押し広げられるため,シート・ベルトが巻き取られる。

 

(3)助手席エア・バッグの2ndインフレータの作動タイミングは,衝突状況(衝突シビアリティ検出ロジック出力)とシート・ベルト・バックル・スイッチのON・OFFにより制御され,高速衝突時では1stインフレータと同時に作動する。

 

(4)プリテンショナ・シート・ベルトのロード・リミッタが作動を開始すると,ロッキング・べースの底付きによりストッパの回転は停止するものの,トーション・バーのねじれ分だけボビンか回転するため,シート・ベルトが繰り出される。

 

 

 

解く

 

1)エア・バッグを作動処理する場合,作動したエア・バッグは高温になっているため,30分以上放置して冷却する必要があるが,水などをかけて強制冷却してはならない。また,作動処理したエア・バッグを廃車とともに処理する場合は,元々ユニットが装着されていた車両内に戻し車両とともに廃棄する。

 

適切

 

(2)プリテンショナ・シート・ベルトの作動は,センサに基準となる閾値以上の衝撃が加わると,ガス・ジェネレータ点火回路に電流が流れて着火剤などが燃焼し,そのガスの流れによりストリップの可動部が押し広げられるため,シート・ベルトが巻き取られる。

 

適切

 

(3)助手席エア・バッグの2ndインフレータの作動タイミングは,衝突状況(衝突シビアリティ検出ロジック出力)とシート・ベルト・バックル・スイッチのON・OFFにより制御され,高速衝突時では1stインフレータと同時に作動する。

適切

 

(4)プリテンショナ・シート・ベルトのロード・リミッタが作動を開始すると,ロッキング・べースの底付きによりストッパの回転は停止するものの,トーション・バーのねじれ分だけボビンか回転するため,シート・ベルトが繰り出される。

 

不適切

 

ロード・リミッタの作動

 

1

前面衝突時では,急激にベルトが繰り出されることにより,図(1)のようにELRのロック機構が作動し,パウルがフレーム・ギヤにかみ込むため,ロッキング・べース及びこれと一体のトーション・バーとボビンがロックする。

2

ロッキング・べースがロックされた状態で,図(2)のようにベルトに規定の荷重が加わると,トーション・バーがねじられ,ボビンが回転してベルトが繰り出される。

3

ロッキング・べースのねじ上のストッパ(ナット)がボビンと一体(回転方同)で回転しながら,ストッパは,図(3)のようにスライド移動する。

4

ストッパが図(4)のようにロッキング・べースに底付きすると,ストッパの回転が停止するため,ボビンの回転も停止し,ベルトの繰り出しが止まる。

よって答えは 4