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「道路運送車両の保安基準」及び「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」に照らし,主制動装置に油圧式を用いるものであって,制動液の液量を容易に確認できる構造として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)制動液の液面のレベルを確認できるゲージを備えたもの |
(2)制動液の液量がリザーバ・タンクのふたを開ければ確認できるもの |
(3)制動液が減少した場合,運転席の運転者に警報する液面低下警報装置を備えたもの |
(4)制動液のリザーバ・タンクが透明又は半透明であるもの |
解く
(1)制動液の液面のレベルを確認できるゲージを備えたもの |
(2)制動液の液量がリザーバ・タンクのふたを開ければ確認できるもの |
(3)制動液が減少した場合,運転席の運転者に警報する液面低下警報装置を備えたもの |
(4)制動液のリザーバ・タンクが透明又は半透明であるもの |
よって答えは(2)
八 液体の圧力により作動する主制動装置は、制動液の液量がリザーバ・タンクのふたを開けず容易に確認できる次に掲げるいずれかの構造を有するものであり、かつ、その配管から制動液が漏れることにより制動効果に支障が生じたときにその旨を運転者席の運転者に警報する装置を備えたものであること。
イ 制動液のリザーバ・タンクが透明又は半透明であるもの
ロ 制動液の液面のレベルを確認できるゲージを備えたもの
ハ 制動液が減少した場合、運転者席の運転者に警報する液面低下警報装置を備えたもの
ニ イからハに掲げるもののほか、制動液の液量がリザーバ・タンクのふたを開けず容易に確認できるもの