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作業上の注意事項として,適切なものは次のうちどれか。
(1)片手ハンマを使用する場合は,手を保護するために,軍手などの手袋を使用して作業する。 |
(2)卓上ボール盤や電気ドリルの取り扱いでは,無理な力を掛ける作業は行わず,また,ドリルが加工物を貫通する直前は,強く押さえないようにする。 |
(3)ヤスリを使用して切粉が出る場合は,息を吹きかけて切粉を吹き飛ばしながら行う。 |
(4)グラインダを使用する場合,ワーク・レストと砥石のすき間は,4から5mmにして作業を行う。 |
解く
(1)片手ハンマを使用する場合は,手を保護するために,軍手などの手袋を使用して作業する。 不適切 |
片手ハンマの取り扱い ①打撃面の欠け,変形,柄にひび割れ等のないもので,くさびが打ち込んであるものを使用する。 ②手袋は使用しない。 ③振り上げる周囲や手元の安全を確認して使用する。 |
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(2)卓上ボール盤や電気ドリルの取り扱いでは,無理な力を掛ける作業は行わず,また,ドリルが加工物を貫通する直前は,強く押さえないようにする。 適切 |
卓上ポール盤及び電気ドリル ①手袋をはめて作業をしない。 ②ドリルは,確実に取り付ける。 ③穴あけ位置にポンチを打つ。 ④ドリルと共回りする恐れのあるものは,加工物をバイスに取り付けて作業する。 ⑤無理な力を掛けて作業しない。また,貫通前は,強く押えないようにする。 ⑥回転中の刃物には,絶対に触れない。 ⑦引火,爆発の恐れのある物質(ガソリン,ラッカ,ペイント,ガス等)のある場所では使用しない。
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(3)ヤスリを使用して切粉が出る場合は,息を吹きかけて切粉を吹き飛ばしながら行う。 不適切 |
ヤスリの取り扱い ①ひび割れ,柄に緩み等のないものを使用する。 ②たたいたり,てこ等の代用にしない。 ③ャスリの切粉を,ロで吹き飛ばさない。 |
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(4)グラインダを使用する場合,ワーク・レストと砥石のすき間は,4から5mmにして作業を行う。 |
不適切