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ブースト圧センサに関する次の文章の(イ)から(ハ)に当てはまるものとして、下の組み合わせのうち、適切なものはどれか。
ブースト圧センサのセンサ・ユニットの内部は、(イ)に保たれており、(ロ)の可変抵抗によって(ハ)回路を形成したシリコン・チップが取り付けられ、吸気管圧力が作用する構造になっている。
(イ) (ロ) (ハ)
(1) 真空 四つ ブリッジ
(2) ゲージ圧 四つ 並列
(3) ゲージ圧 二つ ブリッジ
(4) 真空 二つ 並列
解く
よって答えは(1)
ブースト圧センサは,図のように,真空に保たれたセンサ・ユ二ット内に,四つの可変抵抗によってブリッジ回路を形成したシリコン・チップが取り付けられており,その片面に吸気管圧力が作用する構造になっている。
センサに圧力が作用すると,シリコン・チップは,反対側の真空室との圧力差により生じた応力を受け,四つの抵抗値が変化する。この抵抗変化による電位差をIcで増幅して,ECUに電気信号として入力する。これをA/D変換器によりデジタル信号に変換し,マイクロ・コンピータ(以下,マイコンという)に入力する。
図はブースト圧センサにおける出力電圧特性を示したものである。