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令和6年3月実施2級ジーゼル問題29:SRSエアバッグ・アセンブリの整備

29

SRSエアバッグアセンブリの整備に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1) エアバッグアセンブリ取り付け時のトルクス・ボルトは,指定のトルクス・ビットを用いて,取り外したトルクス・ボルトを再使用して締め付ける。

(2) SRSエアバッグの脱着は,バッテリのマイナス・ターミナルを外し規定時間放置してから行う。

(3) 他の車両で使用したエアバッグアセンブリを取り付ける場合は,必ずシステムが正しく作動することを確認する。

(4) エアバッグアセンブリを取り外して保管する場合は,必ずパッド面を下に向けて置いておく。

 

 

解く

(1) エアバッグアセンブリ取り付け時のトルクス・ボルトは,指定のトルクス・ビットを用いて,取り外したトルクス・ボルトを再使用して締め付ける。

不適切

取り付け手順

i)ステアリング・ホイール中央にエアバッグ・アセンプリを取り付け、トルクス・ビットを使用し、トルクス・ボルトを締め付ける。

なお、トルクス・ボルトは、ねじロック剤が塗布されているので、取り付け時は新品と交換する。

ⅱ)メンテナンス・リッドを取り付ける。

ⅲ)バッテリにマイナス・ターミナルを取り付ける。

ⅳ)イグニション(キー)・スイッチをONにして、ウォーニング・ランプが一定時間点灯してから消灯

v)ホーンの作動を点検する。することを確認する。

 

(2) SRSエアバッグの脱着は,バッテリのマイナス・ターミナルを外し規定時間放置してから行う。

適切

脱着

脱着時の注意事項

SRSエアバッグの脱着は、バッテリのマイナス・ターミナルを外したあと、規定時間放置してから行う。

エアバッグアセンブリの分解は、絶対に行わないこと。

・点検をするときに、エアバッグアセンブリの抵抗測定は絶対に行わない。行うと、エアバッグが誤作動するおそれがある。

エアバッグアセンブリは、必ず、パッド面を上に向けて保管しておくこと。パッド面を下に向けて置くと、万一、エアバッグアセンブリが作動(展開)した場合、エアバッグアセンブリが飛び上がり危険である。

エアバッグアセンブリは注意して取り付ける。へこみ、割れ及び落下の跡など適切に取り扱わなかったと見られるエアバッグアセンブリは取り付けないこと。

・取り付け時、SRSエアバッグのワイヤ・ハーネスが噛みこんだり、他の部品と干渉しないように注意する。

エアバッグアセンブリ交換時は、必す新品を使用すること。他の車両で使用されていたものは、絶対に使用しないこと。

 

(3) 他の車両で使用したエアバッグアセンブリを取り付ける場合は,必ずシステムが正しく作動することを確認する。

不適切

(4) エアバッグアセンブリを取り外して保管する場合は,必ずパッド面をに向けて置いておく。       

不適切

 

よって答えは2