35
ダイアグノーシス・コードを点検したところ,スロットル・ポジション・センサの異常を示すコードを表示した。図に示す回路において,点検結果から考えられる不具合原因として,適切なものは次のうちどれか。ただし,正常時のスロットル・バルブの信号電圧は,スロットル・バルブ全閉時0.5V,全開時4Vとする。
(1)スロットル・ポジション・センサ内部短絡 |
(2)センサ電源線とセンサ信号緑の短絡 |
(3)AT・ECUの内部短絡 |
(4)センサ信号線とセンサ・アース線の短絡 |
解く
点検結果
・V1の電圧が5Vであった。
・V2の電圧は,全閉時,全開時ともに5Vであった。
・V3の電圧が0Vであった。
・V4の電圧がスロットル・バルプ全閉時(約0.5V)及び全開時(約4v)で変化があった。
・V5の電圧が0Vであった。
(1)スロットル・ポジション・センサ内部短絡
不適切
(2)センサ電源線とセンサ信号緑の短絡
適切
(3)AT・ECUの内部短絡
不適切
(4)センサ信号線とセンサ・アース線の短絡
不適切
よって答えは(2)