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自動車整備士資格試験を解く

平成17年実施検定1級小型問題36:車載故障診断装置にバキューム・センサのダイアグノーシス・コードが表示された

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車載故障診断装置にバキューム・センサのダイアグノーシス・コードが表示されたので,図の接続状態でエンジンECUのコネクタBの端子⑨とボデー間で電圧点検を行ったところ0Vであった。次に,バキューム・センサのコネクタAを外し,端子②とボデー間,端子⑦とボデー間及び端子⑨とボデー間で電圧点検を行った。このときの診断結果として,不適切なものは次のうちどれか。

(1)端子②,⑦が5Vで,端子⑨が4.5~5Vに変化したときは,バキューム・センサの不良である。

 

(2)端子②,⑦が5Vで,端子⑨が0Vのままの場合は,信号線の絶縁点検を行い,正常であれば,エンジンECUの不良である。

 

(3)端子②が0V,端子⑦が5Vであれば,電源線の断線である。

 

(4)端子②,⑦が0Vであれば,エンジンECUの不良または信号線の短絡(地絡)である。

 

解く

 

(1)端子②,⑦が5Vで,端子⑨が4.5~5Vに変化したときは,バキューム・センサの不良である。

適切

(2)端子②,⑦が5Vで,端子⑨が0Vのままの場合は,信号線の絶縁点検を行い,正常であれば,エンジンECUの不良である。

適切

(3)端子②が0V,端子⑦が5Vであれば,電源線の断線である。

適切

(4)端子②,⑦が0Vであれば,エンジンECUの不良または信号線の短絡(地絡)である。

不適切

よって答えは4