自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成14年実施1級小型問題:「エンジン警告灯が点灯しないが,エンジン不調である」という自動車について点検した

「エンジン警告灯が点灯しないが,エンジン不調である」という自動車について点検したところ,次の表の結果が得られた。この自動車の不具合の原因として,適切なものはどれか。

 

 

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(1) 水温センサの抵抗特性が変化し,エンジンが暖機しているにもかかわらず,空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。
(2) エンジンECU内の抵抗(R)が異常になり,エンジンが暖機しているにもかかわらず,空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。
(3) 水温センサの信号配線に接触抵抗などが発生し,エンジンが暖機しているにもかかわらず,空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。
(4) 水温センサのアース線に接触抵抗などが発生し,エンジンが暖機しているにもかかわらず,空燃比が濃い状態になりエンジン不調となった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解く
V1:0.5V,V3:0.5からアース回路に接触抵抗はない。

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V2:1.5V,V4:1.5Vから,入力信号電圧値は50℃の時の電圧を示している。外部診断機の表示が50℃なので一致している。

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V1:0.5VとV2:1.5Vには1Vの電圧差が生じている。すなわち,信号配線に接触抵抗などが発生している。

 

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よって答えは(3)