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平成19年11月実施検定1級小型問題36改:EPSのダイアグノーシスを点検

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EPSのダイアグノーシスを点検したところ,ダイアグノーシス・コード22(車速センサ系統)が表示された。ダイアグノーシス・コード検出条件と回路概略図とをもとに,故障の推定原因として,適切なものは次のうちどれか。

(1)エンジンECU内部で車速信号回路とエンジン回転速度信号回路とがショートしていることが考えられる。

(2)B点~EPS・ECU間で断線していることが考えられる。

(3)走行テストをした結果,スピードメータが動かない場合は,メータ~A点間で断線していることが考えられる。

(4)エンジンECUのダイアグノーシス・コードが正常コードを出力し,エンジンECUデータ・モニタで正しい速度の値が表示されている場合は,A点~EPS・ECU問に断線があることが考えられる。

 

解く

(1)エンジンECU内部で車速信号回路とエンジン回転速度信号回路とがショートしていることが考えられる。

不適切

スピードメータの入力には信号が入っている。

(2)B点~EPS・ECU間で断線していることが考えられる。

不適切

エンジン回転信号がEPSECUに入力されない。

(3)走行テストをした結果,スピードメータが動かない場合は,メータ~A点間で断線していることが考えられる。

不適切

メータには独自にセンサからの入力があるため、この場合は動く。

(4)エンジンECUのダイアグノーシス・コードが正常コードを出力し,エンジンECUデータ・モニタで正しい速度の値が表示されている場合は,A点~EPS・ECU間に断線があることが考えられる。

適切

よって答えは4