37
故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)吸気温センサ系統の点検において,吸気温センサのコネクタを外し,車両ハーネス側コネクタの両端子間の電圧が0Vの場合,ハーネス又はエンジンECUの不良が考えられる。 |
(2)O2センサ系統の点検において,暖機後の信号出力電圧が0V一定の場合は空燃比が薄くなる要因がないかを点検する。 |
(3)外部診断器を使用してのバキューム・センサ系統の点検において,ECUデータ値が0kPaと表示される場合に,バキューム・センサのコネクタを外したとき表示が145kPaに変化した場合は,バキューム・センサ以外で短絡していることが考えられる。 |
(4)外部診断器を使用しての水温センサ系統の点検において,ECUデータ値が140℃と表示される場合に,水温センサのコネクタを外したとき表示が140℃のまま変化しない場合は,水温センサ以外で短絡していることが考えられる。 |
解く
(1)吸気温センサ系統の点検において,吸気温センサのコネクタを外し,車両ハーネス側コネクタの両端子間の電圧が0Vの場合,ハーネス又はエンジンECUの不良が考えられる。 適切 |
(2)O2センサ系統の点検において,暖機後の信号出力電圧が0V一定の場合は空燃比が薄くなる要因がないかを点検する。 適切 |
|
(3)外部診断器を使用してのバキューム・センサ系統の点検において,ECUデータ値が0kPaと表示される場合に,バキューム・センサのコネクタを外したとき表示が145kPaに変化した場合は,バキューム・センサ以外で短絡していることが考えられる。 不適切 |
(4)外部診断器を使用しての水温センサ系統の点検において,ECUデータ値が140℃と表示される場合に,水温センサのコネクタを外したとき表示が140℃のまま変化しない場合は,水温センサ以外で短絡していることが考えられる。
適切
よって答えは(3)