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自動車整備士資格試験を解く

平成23年3月実施1級小型問題33:エンジン制御系統の故障診断

エンジン制御系統の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

(1)O2センサ系統の点検で,暖機後の信号出力電圧が約1V一定の場合は空燃比が小さく(濃く)なる要因がないかを点検する。

(2)図1に示すバキューム・センサ系統の点検で,外部診断器のエンジンECUデータ値が0KPaと表示される場合に,バキューム・センサのコネクタAを外したとき表示が0KPaのまま変化しない場合は,信号線とボデー間との短絡が考えられる。

(3)図2に示す水温センサ系統の点検で,外部診断器のエンジンECUデータ値が140℃と表示される場合に,水温センサのコネクタBを外したとき表示が-40℃に変化した場合は,水温センサ内部の短絡が考えられる。

(4)図3に示す吸気温センサ系統の点検で,外部診断器のエンジンECUデータ値が-40℃と表示される場合に,吸気温センサのコネクタCを外したとき,車両ハーネス側コネクタの端子②と端子④間の電圧が5Vの場合は,アース線の断線が考えられる。

 

 

解く

 

(1)O2センサ系統の点検で,暖機後の信号出力電圧が約1V一定の場合は空燃比が小さく(濃く)なる要因がないかを点検する。

適切

(2)図1に示すバキューム・センサ系統の点検で,外部診断器のエンジンECUデータ値が0KPaと表示される場合に,バキューム・センサのコネクタAを外したとき表示が0KPaのまま変化しない場合は,信号線とボデー間との短絡が考えられる。

適切

(3)図2に示す水温センサ系統の点検で,外部診断器のエンジンECUデータ値が140℃と表示される場合に,水温センサのコネクタBを外したとき表示が-40℃に変化した場合は,水温センサ内部の短絡が考えられる。

適切

(4)図3に示す吸気温センサ系統の点検で,外部診断器のエンジンECUデータ値が-40℃と表示される場合に,吸気温センサのコネクタCを外したとき,車両ハーネス側コネクタの端子②と端子④間の電圧が5Vの場合は,アース線の断線が考えられる。

不適切

よって答えは 4