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令和5年3月実施1級小型問題32:エンジンの故障診断に関する記述

32

エンジンの故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)Dジェトロニック方式エンジン搭載車において,初爆はあるが完爆しないという不具合の推定原因として,バキューム・センサ,水温センサ及びインジェクタの不良は考えられるが,スパーク・プラグ及びプレッシャ・レギュレータの不良は考えられない。

 

(2)外部診断器を用いた確認の結果,水温の最小表示値である一40℃を表示している車両の水温センサ系統の点検において,水温センサのコネクタを外した状態でハーネス側コネクタの両端子間の電圧が5Vであれば,信号線及びアース線の不良は考えられない。

 

(3)すべてのインジェクタに燃圧がなくエンジンが始動しないという不具合の車両において,外部診断器のアクティブ・テストを用いてフューエル・ポンプの強制駆動操作を行ったとき,フューエル・ポンプの電源端子とボデー間に12Vの電圧が発生する場合は,フューエル・ポンプ本体不良,フューエル・ポンプのアース系統の不良及びフューエル・ラインの不良が考えられる。

 

(4)外部診断器を用いた確認の結果,吸気管圧力の最小表示値である0kPaを表示している車両のバキューム・センサ系統の点検において,バキューム・センサのコネクタを外したとき,外部診断器の表示が0kPaで変化しないときは,バキューム・センサ以外の短絡が考えられる。

 

解く

 

(1)Dジェトロニック方式エンジン搭載車において,初爆はあるが完爆しないという不具合の推定原因として,バキューム・センサ,水温センサ及びインジェクタの不良は考えられるが,スパーク・プラグ及びプレッシャ・レギュレータの不良は考えられない。

不正解

参考

(2)外部診断器を用いた確認の結果,水温の最小表示値である一40℃を表示している車両の水温センサ系統の点検において,水温センサのコネクタを外した状態でハーネス側コネクタの両端子間の電圧が5Vであれば,信号線及びアース線の不良は考えられない。

正解

参考

(3)すべてのインジェクタに燃圧がなくエンジンが始動しないという不具合の車両において,外部診断器のアクティブ・テストを用いてフューエル・ポンプの強制駆動操作を行ったとき,フューエル・ポンプの電源端子とボデー間に12Vの電圧が発生する場合は,フューエル・ポンプ本体不良,フューエル・ポンプのアース系統の不良及びフューエル・ラインの不良が考えられる。

正解

参考

フューエル・ポンプのアース系統の不良

(4)外部診断器を用いた確認の結果,吸気管圧力の最小表示値である0kPaを表示している車両のバキューム・センサ系統の点検において,バキューム・センサのコネクタを外したとき,外部診断器の表示が0kPaで変化しないときは,バキューム・センサ以外の短絡が考えられる。

正解

参考

よって答えは 1