自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成20年3月実施1級小型問題37:EPSの故障診断

37

EPSの故障診断において次の三つの条件に当てはまる異常個所として,適切なものは次のうちどれか。

 

『1.EPS警告灯が点灯し,ダイアグノーシス・コードを確認したところ「エンジン回転信号なし」の異常コードが表示された。

2.イグニション・スイッチONで,図に示す電圧V1は約0Vであり,エンジンを始動しても変化しなかった。

3.エンジンを始動してもタコメータは停止したままであったが,EPS・ECUのコネクタを外すとタコメータの作動は正常に戻った。』

(1)EPS・ECU内部の信号線の短絡(地絡)が考えられる。

(2)EPS・ECU内部の信号線の断線が考えられる。

(3)A点とコネクタ間の信号線の断線が考えられる。

(4)A点とコネクタ間の信号線の短絡(地絡)が考えられる。

 

解く

(1)EPS・ECU内部の信号線の短絡(地絡)が考えられる。

適切

(2)EPS・ECU内部の信号線の断線が考えられる。

不適切

イグニション・スイッチONで,図に示す電圧V1は約12V

(3)A点とコネクタ間の信号線の断線が考えられる。

不適切

エンジンを始動するとタコメータ作動する

(4)A点とコネクタ間の信号線の短絡(地絡)が考えられる。

不適切

EPS・ECUのコネクタを外してもタコメータの作動は正常に戻らない。

よって答えは1