自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成22年3月実施1級小型問題44:作業上の注意事項に関する記述

44

作業上の注意事項に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1)グラインダを用いてその日の作業を始めるときは,30秒間以内の空転試験を行い,と石の回転正面に立って異音や異常振動のないことを確認する。

(1)グラインダを用いてその日の作業を始めるときは,30秒間以内の空転試験を行い,と石の回転正面に立って異音や異常振動のないことを確認する。

 

(2)2柱式のオート・リフトでは,タイヤが約50cm程度浮上したところで,車両を軽く押して安定しているか確認し,受け台が確実にセットされているかを確認する。

 

(3)卓上ボール盤及び電気ドリルを用いた作業のときは,事故やけがを防止するため,手袋をはめて作業し,ドリルと共回りする恐れのあるものは,加工物をバイスに取り付けて作業する。

 

(4)チェーン・ブロック及び電動ホイストの移動操作は,つり上げた物体から離れた位置で行い,つり上げた物体の下には入らない。

 

解く

 

(1)グラインダを用いてその日の作業を始めるときは,30秒間以内の空転試験を行い,と石の回転正面に立って異音や異常振動のないことを確認する。

不適切

機械設備関係の取り扱い

(1)グラインダ(自由研削用)の保守管理と安全な研削作業

①研削作業

㋑その日の作業を開始する前には,.1分間以上の空転試験を行い,安全な位置で異音,異常振動のないことを確認する。(空転試験を行うときは,必ず体を正面位置から避けて行う。)

㋺保護めがね,防じんマスクを必す着用する。(ハンド・グラインダも同じ。)

㋩安全力バーのないものは,絶対に使用しない。

㊁スパーク・ブレーカ,ワーク・レストと「と石」のすき間を調整して使用する。

㋭「と石」の指定使用面(側面)以外は絶対に使用しない。

㋬研削粉の飛散する方向に人がいないことを確認し,衝撃を与えないように使用する。

②「と石」の取り替え

㋑氏名されたもの特別教育修了者一以外は,「と石」の取り替為試運転は行えない。

㋺試運転は,3分間以上行い,異音,異常振動のないことを確認する。

㋩「と石」製造者の検査表のついていない「と石」は使用しない。

(2)2柱式のオート・リフトでは,タイヤが約50cm程度浮上したところで,車両を軽く押して安定しているか確認し,受け台が確実にセットされているかを確認する。

不適切

オート・リフト(2柱式)

①規程以上の荷重を掛けない。

②各車種で決められた位置に,受け台をバランスよく確実にセットする。

③タイヤが10cm程度浮上したところで,フロント・ボンネットを両手で軽く押して,車が安定しているか確認し,受け台が確実にセットされていることを確認する。

④周囲を確認の上,昇降レバーを操作する。作動中は車の下には入らないや

⑤第4柱リフトは,タイヤの前後に必ず輪止めをする。

⑥定められた保守管理を欠かさない。

 

 

(3)卓上ボール盤及び電気ドリルを用いた作業のときは,事故やけがを防止するため,手袋をはめて作業し,ドリルと共回りする恐れのあるものは,加工物をバイスに取り付けて作業する。

不適切

卓上ポール盤及び電気ドリル

①手袋をはめて作業をしない。

②ドリルは,確実に取り付ける。

③穴あけ位置にポンチを打つ。

④ドリルと共回りする恐れのあるものは,加工物をバイスに取り付けて作業する。

⑤無理な力を掛けて作業しない。また,貫通前は,強く押えないようにする。

⑥回転中の刃物には,絶対に触れない。

⑦引火,爆発の恐れのある物質(ガソリン,ラッカ,ペイント,ガス等)のある場所では使用しない。

 

(4)チェーン・ブロック及び電動ホイストの移動操作は,つり上げた物体から離れた位置で行い,つり上げた物体の下には入らない。

適切

チェーン・ブロック及び電動ホイスト

①許容荷重を超えるものはつらない。

②つり方の支持方法,構造の強度は十分確認する。

③ワイヤ・ロープの掛け方をよく考え,ワイヤ・ロープに無理な力が掛からないようにする。

④つり上げ操作をする人と玉掛け(つり上げる物体をセット)する人とが違う場合は,互いに合図を確実にする。

⑤つり上げた物体の下には,入らない。

⑥チェーン・プロック,ホイストの移動操作は,つり上げた物体から離れた位置で行う。

⑦ホイストは,定められた保守管理を欠かさない。

よって答えは4