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作業上の注意事項に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)グラインダを用いた作業を始めるときは,1分間以上の空転試験を行い,と石の回転正面に立って異音や異常振動のないことを確認する。 |
(2)インパクト・レンチを使用したネジの締め付け作業の場合,規定のトルクで締め付ける必要があるときは,最後にトルク・レンチを使用して規定のトルクで締め付ける。 |
(3)卓上ボール盤や電気ドリルを使用する場合,怪我の防止のため必ず軍手をはめて作業を行う。 |
(4)チェーン・ブロックや電動ホイストで2本のワイヤ・ロープをフックに掛けて物体をつり上げる場合,2本のワイヤ・ロープの角度は70°以上となるように掛ける。 |
解く
(1)グラインダを用いた作業を始めるときは,1分間以上の空転試験を行い,と石の回転正面に立って異音や異常振動のないことを確認する。 不適切 その日の作業を開始する前には,.1分間以上の空転試験を行い,安全な位置で異音,異常振動のないことを確認する。(空転試験を行うときは,必ず体を正面位置から避けて行う。)
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(2)インパクト・レンチを使用したネジの締め付け作業の場合,規定のトルクで締め付ける必要があるときは,最後にトルク・レンチを使用して規定のトルクで締め付ける。 適切 インパクト・レンチ ①始業前ソケット・ジョイントを点検し,ひび割れのあるものは使用しない。 ②ポルト,ナットのサイズに合ったインパクト・レンチを使用する。 ③ネジの締め付けは,ます,手で1~2山はめ込み,それから締め付ける ④締め付けトルクは,最終締め付けトルクの締め代を考慮して,インパクト・レンチのトルク管理を確 実に行う。また,最後は,トルク・レンチを使用して規定のトルクで締め付ける。 ⑤エア・ホースの長さは,適切なものを使用する
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(3)卓上ボール盤や電気ドリルを使用する場合,怪我の防止のため必ず軍手をはめて作業を行う。 不適切 手袋をはめて作業をしない。 |
(4)チェーン・ブロックや電動ホイストで2本のワイヤ・ロープをフックに掛けて物体をつり上げる場合,2本のワイヤ・ロープの角度は70°以上となるように掛ける。 |
不適切
よって答えは(2)