自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成23年6月実施1級小型42:使用済み自動車に関する記述

使用済み自動車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。


(1)自動車リサイクル法施行後,新たに販売される自動車の所有者は,最初の継続検査を受けるときまでにリサイクル料金をリサイクル料金の資金管理法人へ預託する。
(2)トラック・バスなどの大型車は,自動車リサイクル法の対象外である。
(3)自動車リサイクル法では,各関係事業者が使用済自動車等の引き取り・引き渡しを行った際に,7日以内にその旨を情報管理センターへ報告する。
(4)自動車リサイクル法の施行により,使用済自動車の最終所有者に対する自動車重量税の還付制度が導入され,最終所有者に対するインセンティブが設けらしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解く

(1)自動車リサイクル法施行後,新たに販売される自動車の所有者は,最初の継続検査を受けるときまでにリサイクル料金をリサイクル料金の資金管理法人へ預託する。
不適切
自動車リサイクル法施行後,新たに販売される自動車の所有者は,新規登録・検査を受けるときまでにリサイクル料金をリサイクル料金の資金管理法人へ預託する。

 

(2)トラック・バスなどの大型車は,自動車リサイクル法の対象である。
不適切
自動車リサイクル法の対象となる自動車
自動車リサイクル法の対象となる自動車は,以下の「対象外となる自動車」を除くすべての自動車となる。
・トラック・バスなどの大型車;特殊自動車(いわゆる8ナンバ車),ナンパ・プレトの付いていない構内車も法対象となることに注意が必要。
(イ)対象外となる自動車
・被けん引車
二輪車(原動機付自転車,側車付のものを含む)
大型特殊自動車,小型特殊自動車
・その他(農業機械,林業機械,スノ・モビル,公道を走らないレス用自動車,自衛隊の装甲車,公道を走らない自動車メカ等の試験・研究用途車,ホイル式高所作業車,無人搬送車)
※破砕業者で処理されることが少なく,載替えなど再利用されることが多い架装物についても,自動車リサイクル法の対象外である。
(ロ)対象外となる架装物
①保冷貨物自動車の冷蔵用装置その他のバン型の積載装置
②コンクリト・ミキサその他のタンク型の積載装置
③土砂等の運搬用自動車の荷台その他の囲いを有する積載装置
④トラック,クレンその他の特殊の用途にのみ用いられる自動車に装備される特別な装置
※これらの架装物がキャプ付きシャシ部分と一緒に解体される場合は,架装物部分は自動車リサイクル法の対象外であり,従来どおりの慣習に従って処理がなされる。


(3)自動車リサイクル法では,各関係事業者が使用済自動車等の引き取り・引き渡しを行った際に,7日以内にその旨を情報管理センターへ報告する。
不適切
自動車リサイクル法では,各関係事業者が使用済自動車等の引き取り・引き渡しを行った際に,3日以内にその旨を情報管理センターへ報告する。


(4)自動車リサイクル法の施行により,使用済自動車の最終所有者に対する自動車重量税の還付制度が導入され,最終所有者に対するインセンティブが設けらしている。
適切

 

よって答えは(4)