1級小型:平成22年3月実施
タイヤに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)パターン・ノイズには,タイヤが回転する際にトレッド・パターンの溝の部分が繰り返し変形して発生するエア・ポンピング音などがある。 (2)バイアス・タイヤのエンベロープ特性は,ラジアル・…
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのライン・プレッシャ制御に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)エンジン・ブレーキ時のDレンジ4速から2レンジにダウン・シフトした場合,AT内部のクラッチに大きな駆動力が加わるため,ライン・…
前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのフェイルセーフ機能に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)1レンジから2レンジへシフトしたときに,2レンジ信号が断線していた場合,AT・ECUに入力していた1レンジ信号をセレクト位置信号とみなす…
図1に示すEPSのDCブラシ・モータの駆動回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)駆動停止条件時,V1に電圧が発生している場合は,EPS・ECU本体又は駆動アンプの異常が推測できる。 (2)ステアリング・ホイールを,右旋回方向(CW)…
EPSのトルク・センサに,図1の信号電圧特性をもつMREセンサを用いた,図2のMREセンサ回路の異常検知に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)①の箇所で電源線と信号線間に短絡がある場合,入力回路に電源線の電圧が入力されるため異常検知を行…
コモン・レール式高圧燃料噴射システムの制御に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)噴射圧力を高圧化することで液体の燃料が微粒化し,燃料の総表面積は大きくなり,周囲の吸入空気や熱とよく触れることで良い燃焼状態となり,PMの発生を低…
電子制御式スロットル装置を用いた筒内噴射式ガソリン・エンジンに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)インジェクタには,高電圧大電流に対応した低抵抗コイルが内蔵されており,作動確認などでバッテリ電圧を直接印加するとコイルが溶損す…
圧縮天然ガス(CNG)自動車の点検・整備に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)点検整備事業者は,CNG自動車燃料装置点検整備記録簿を備え,「CNG燃料装置の構造基準」に適合するか否かの検査を行ったときは,これに記録しなければならない。…
図に示すハイブリッド・システムの高電圧回路とシステム・メイン・リレー(SMR)回路に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)サービス・プラグは,点検整備時の作業の安全性を確保する部品であり,ソケットからサービス・プラグを取り外すと,…
図に示すシステムを用いたハイブリッド車に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)HVバッテリとインバータ,インバータとモータやジェネレータを結ぶパワー・ケーブルは,高電圧大電流用の電線で,電波ノイズ低減のためシールド電線を使用して…
CAN通信に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)高速CAN通信の場合,ECUによりCAN-H線,CAN-L線に信号が出力されると,この信号電流は,両端の終端抵抗に流れ,終端抵抗による電圧降下により,CAN-H線及びCAN-L線の間には,レセシブ2V,ドミナン…
図の①~⑪は,ガソリン・エンジンの主要センサ及びアクチュエータの入出力信号の変化を,外部診断器のデータ・モニタ機能を用いて表示したものである。このときの運転制御モードとして,適切なものは次のうちどれか。 (1)冷間時,IG・ON→クランキング→始動モー…
パージ・コントロール・ソレノイド・バルブなどに用いられている図1の駆動信号電圧特性をもつ図2のプランジャ式ソレノイド・バルブ回路に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)駆動条件時,V2に12Vが発生するにも関わらずソレノイド・バルブ…
図1に示す駆動電圧特性をもつ図2のフューエル・ポンプ用DCブラシ・モータ・スイッチング・リレーの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)IG・ONの駆動停止条件時のV3が0Vの場合,V3測定部から上流側の回路に異常(断線,短絡(地…
オシロスコープの基本知識に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)掃引時間は,表示画面において1目盛りを波形が移動する時間をいう。 (2)同期は,表示画面が静止するように掃引を制御することをいう。 (3)感度とは,表示画面において1目…
5 図1と図2に示す異常検知範囲をもつ図3のリニアDCブラシ・モータ(PWMの小規模アクチュエータ)を用いた回路の異常検知に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)CW駆動時,①の箇所とボデー間に短絡(地絡)があるときは,シャント抵抗両端間の…
4 図1に示す異常検知範囲をもつ図2のバキューム・センサ(IC)を用いた回路の異常検知に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)①の箇所で断線があるときは,入力回路には5V安定化電源回路から抵抗(R)を経由した電圧が入力され,マイコンは上…
3 図1に示すノック・センサ回路において,アイドリング時と6000min-1時の信号線の電圧波形をオシロスコープで点検したところ,図2のような正常波形が得られた。このノック・センサ回路の異常検知範囲を示したものとして,適切なものは(1)~(4)のうちどれか…
2 図に示す点火系回路をオシロスコープで点検したときの,V1~V3の電圧波形と波形(イ)~(ニ)との組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。ただし,エンジンは回転中であり,回路は正常なものとする。 解く よって答えは(4)
デジタル・テスタに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 (1)NMRRとは,大地(アース)を基準とした別の電圧(ノイズなど)が測定電圧に印加された場合に,測定値に与える影響度を表している。 (2)クレスト・ファクタ3未満の真の実効値方式のデ…