自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成22年3月実施1級小型問題1:デジタル・テスタに関する記述

デジタル・テスタに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1)NMRRとは,大地(アース)を基準とした別の電圧(ノイズなど)が測定電圧に印加された場合に,測定値に与える影響度を表している。

 

(2)クレスト・ファクタ3未満の真の実効値方式のデジタル式サーキット・テスタを使用して,デューティ比5%のパルス矩形波の交流電圧を測定するときは,測定した値を約2.236倍して読む。

 

(3)電源電圧が10Vで,抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路において,片方の抵抗の両端に内部抵抗11MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約4.5833Vになる。

 

(4)テスタの直流電圧表示値が4.0000Vのとき,直流電圧計の性能表に記載の確度が5Vレンジで「0.025+5」と表記されたテスタの実際の測定値は,3.9994~4.0006の範囲になる。

 

 

解く

(1)NMRRとは,大地(アース)を基準とした別の電圧(ノイズなど)が測定電圧に印加された場合に,測定値に与える影響度を表している。

不適切

NMRR(Nomal Mode Rejection Ratio)

 NMRRとは,測定電圧に別の電圧(ノイズなど)が重畳している場合に,測定値に与える影響度を表している。

 「NMRR:60dB以上50/60Hz」と書かれている場合は,50Hz及び60Hzでの成分をもった電圧(ノイズ)が測定電圧に重畳しているとき,その電圧(ノイズ)を1/1000 以下に減衰させて,測定目的とした電圧値の表示を行っている。

 

CMRR(Commom Mode Rejection Ratio)

 CMRRとは,アースを基準とした別の電圧(ノイズなど)が測定電圧に印加された場合に,測定値に与える影響度を表している。

 「CMRR:120dB以上50/60HzJと書かれている場合は,50Hz及び60Hzでの成分をもった電圧(ノイズ)が測定端子とアース間に発生したときに,測定電圧への影響度が1/1000000 以下に除去する能力があることを表している。

 

 また,参考としてノイズには,ノーマル・モード・ノイズ,コモン・モード・ノイズなどがある。

 ノーマル・モード・ノイズとは,図1−37のようにーつの回路を構成する配線の中に,∿で表す別の電圧(ノイズ)が集まっている状態をいう。

 コモン・モード・ノイズとは,図1-38のようにーつの回路を構成する配線の片側とアース間に,∿で表す電圧(ノイズ)で電位差が発生している状態をいう。

(2)クレスト・ファクタ3未満の真の実効値方式のデジタル式サーキット・テスタを使用して,デューティ比5%のパルス矩形波の交流電圧を測定するときは,測定した値を約2.236倍して読む。

不適切

このテスタでは測定しても正確な数値を表示できない。

 

 

波形v(t)の実効値VRMSは、v(t)を2乗して平均した値の平方根なので、以下の式で表されます。

(3)電源電圧が10Vで,抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路において,片方の抵抗の両端に内部抵抗11MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約4.5833Vになる。

適切

 

(4)テスタの直流電圧表示値が4.0000Vのとき,直流電圧計の性能表に記載の確度が5Vレンジで「0.025+5」と表記されたテスタの実際の測定値は,3.9994~4.0006の範囲になる。

不適切

4.0000×0.00025+0.0005=0.0015

よって

4.0000±0.00153.9985~4.0015

 

 

よって答えは(3)