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令和5年3月実施1級小型問題2:デジタル式サーキット・テスタに関して

2

デジタル式サーキット・テスタに関して述べた(イ)から(ハ)の文章の正誤の組み合わせとして,適切なものは(1)から(4)のうちどれか。

 

(イ)電源電圧が5Vで,抵抗値500kΩの抵抗2個を直列に接続した回路において,片方の抵抗の両端に内部抵抗50kΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約1.66Vになる。

 

(ロ)クレスト・ファクタとは,デジタル・テスタがもっている交流波形に対する測定能力を表すもので,交流測定時,交流波形の波高の最大値(P)と実効値(RMS)との比(最大値/実効値)を係数で示しており,正弦波の場合,「p/(p/2)=√2≒1.414」という式で表わされる。

 

(ハ)テスタの直流電圧表示値が12.494Vのとき,直流電圧計の性能表に確度が50Vレンジで「0.03+2」と記載されていた場合の実際の電圧値は,12.488V~12.500Vの範囲になる。

 

 

 

 (イ)(ロ)(ハ)

(1)  正 誤 誤

(2)  誤 正 正

(3)  正 誤 正

(4)  誤 正 誤

 

(解く)

 

(イ)電源電圧が5Vで,抵抗値500kΩの抵抗2個を直列に接続した回路において,片方の抵抗の両端に内部抵抗50kΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約1.66Vになる。

不適切

(ロ)クレスト・ファクタとは,デジタル・テスタがもっている交流波形に対する測定能力を表すもので,交流測定時,交流波形の波高の最大値(P)と実効値(RMS)との比(最大値/実効値)を係数で示しており,正弦波の場合,「p/(p/2)=√2≒1.414」という式で表わされる。

適切

(ハ)テスタの直流電圧表示値が12.494Vのとき,直流電圧計の性能表に確度が50Vレンジで「0.03+2」と記載されていた場合の実際の電圧値は,12.488V~12.500Vの範囲になる。

適切

12.494×0.0003+0.002=0.0057482

故に

12.494±0.00612.48812.500

 

よって答えは2