自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

デジタル式サーキット・テスタに関する記述:平成29年3月実施1級小型問題4

自動車整備士資格の勉強始めました

↑リンク腕試し

デジタル式サーキット・テスタに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)平均値整流実効値校正方式のデジタル式サーキット・テスタにおいて,交流電圧測定時に表示される実行値は,測定する交流電圧が正弦波であることを前提にしているため,正弦波の平均値として測定した値に正弦波の波形率(実効値/平均値=1.1107)を乗じている。


(2)真の実効値方式のデジタル式サーキット・テスタにおいて,交流電圧の測定は,AC結合(測定する電圧の中の直流分を除去して行う方法)で行われる。


(3)テスタの直流電圧表示値が30.000Vのとき,直流電圧計の性能表に確度が50Vレンジで「0.03+2」と記載されていた場合の実際の電圧値は,29.989V~30.011Vの範囲になる。


(4)電源電圧が5Vで,抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路lこおいて,片方の抵抗の両端に内部抵抗12MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約2.2012Vになる。

解く
(1)平均値整流実効値校正方式のデジタル式サーキット・テスタにおいて,交流電圧測定時に表示される実行値は,測定する交流電圧が正弦波であることを前提にしているため,正弦波の平均値として測定した値に正弦波の波形率(実効値/平均値=1.1107)を乗じている。
適切
正弦波
最大値:A
実効値:A/√2≒0.707A
平均値:2A/π≒0.637A
波形率:実効値/平均値=A/√2/2A/π=A/√2×π/2A≒1.11072

実効値=平均値×(実効値/平均値)=平均値×1.1107

 

f:id:n9h28eg0:20201231112721p:plain

(2)真の実効値方式のデジタル式サーキット・テスタにおいて,交流電圧の測定は,AC結合(測定する電圧の中の直流分を除去して行う方法)で行われる。
適切

 

f:id:n9h28eg0:20201231112825p:plain

 

f:id:n9h28eg0:20201231112849p:plain

(3)テスタの直流電圧表示値が30.000Vのとき,直流電圧計の性能表に確度が50Vレンジで「0.03+2」と記載されていた場合の実際の電圧値は,29.989V~30.011Vの範囲になる。
適切
30.000×(±0.0003)±0.002=±0.011
30.000±0.011=29.989~30.011

(4)電源電圧が5Vで,抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路lこおいて,片方の抵抗の両端に内部抵抗12MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約2.2012Vになる。

f:id:n9h28eg0:20201231120239p:plain


f:id:n9h28eg0:20201231113000p:plain
抵抗R1と直流電圧計の内部抵抗が合成された測定電圧は、電源電圧5Vを24/14MΩと抵抗(R2)の2MΩで分圧し、24/14MΩの両端に発生する電圧を表示する。

f:id:n9h28eg0:20201231113051p:plain


不適切
よって答えは(4)