災害に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)整理とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。 |
(2)災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「人的欠陥」を取り除くことである。 |
(3)車両搬入時,誘導する人は車の進入経路には立たないこと,また,挟まれるような場所は避けることが大事である。 |
(4)米国のハインリッヒは,事故と災害の関係について「1:30:290の法則」を発見した。 |
解く
(1)整理とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。 不適切 整頓とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。
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(2)災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「人的欠陥」を取り除くことである。 不適切 人的欠陥=間接原因 災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「不安全な行動及び不安全な状態」を取り除くことである。
ハインリッヒの五つの駒の具体例
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(3)車両搬入時,誘導する人は車の進入経路には立たないこと,また,挟まれるような場所は避けることが大事である。 適切
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(4)米国のハインリッヒは,事故と災害の関係について「1:30:290の法則」を発見した。 |
不適切
米国のハインリッヒが発見した「1:29:300の法則」とは,死亡や重傷の災害が1件発生すると,その背後にそれと同じ原因による軽傷災害が29件,そしてけがには至らなかったが,もう少しでけがをするところだった事故が,300件も存在するというものである。
よって答えは(3)