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図を参考に,エンジン警告灯点灯時,車載故障診断装置に吸気温センサ系統のダイアグノーシス・コードが表示された場合の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(2)吸気温センサのコネクタAを外し,端子②と端子④間に5Vあれば,吸気温センサとエンジンECU間の配線に断線はないと考えられる。 |
(3)エンジンECUは正常であり,端子②と端子④間の電圧が0Vの場合は,吸気温センサのコネクタAを外し,端子④とボデー間の電圧を測定することにより信号線とアース線の断線点検をする。 |
(4)端子②とボデー間の電圧が0Vの場合,吸気温センサのコネクタAを外したときに5Vに変化すれば吸気温センサの不良が考えられる。 |
解く
(1)エンジンECUのコネクタBの端子⑤とボデー間で,正常時の電圧を示す場合は,エンジンECUの不良が考えられる。
適切
(2)吸気温センサのコネクタAを外し,端子②と端子④間に5Vあれば,吸気温センサとエンジンECU間の配線に断線はないと考えられる。
適切
(3)エンジンECUは正常であり,端子②と端子④間の電圧が0Vの場合は,吸気温センサのコネクタAを外し,端子④とボデー間の電圧を測定することにより信号線とアース線の断線点検をする。
不適切
吸気温センサのコネクタAは外さなくてよい。
(4)端子②とボデー間の電圧が0Vの場合,吸気温センサのコネクタAを外したときに5Vに変化すれば吸気温センサの不良が考えられる。
適切
よって答えは(3)