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平成18年実施検定1級小型問題39:エンジン警告灯点灯時,車載故障診断装置に吸気温センサ系統のダイアグノーシス・コードが表示された場合の故障診断

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図を参考に,エンジン警告灯点灯時,車載故障診断装置に吸気温センサ系統のダイアグノーシス・コードが表示された場合の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

(1)エンジンECUのコネクタBの端子⑤とボデー間で,正常時の電圧を示す場合は,エンジンECUの不良が考えられる。

(2)吸気温センサのコネクタAを外し,端子②と端子④間に5Vあれば,吸気温センサとエンジンECU間の配線に断線はないと考えられる。

(3)エンジンECUは正常であり,端子②と端子④間の電圧が0Vの場合は,吸気温センサのコネクタAを外し,端子④とボデー間の電圧を測定することにより信号線とアース線の断線点検をする。

(4)端子②とボデー間の電圧が0Vの場合,吸気温センサのコネクタAを外したときに5Vに変化すれば吸気温センサの不良が考えられる。

 

解く

(1)エンジンECUのコネクタBの端子⑤とボデー間で,正常時の電圧を示す場合は,エンジンECUの不良が考えられる。

適切

(2)吸気温センサのコネクタAを外し,端子②と端子④間に5Vあれば,吸気温センサとエンジンECU間の配線に断線はないと考えられる。

適切

(3)エンジンECUは正常であり,端子②と端子④間の電圧が0Vの場合は,吸気温センサのコネクタAを外し,端子④とボデー間の電圧を測定することにより信号線とアース線の断線点検をする。

不適切

吸気温センサのコネクタAは外さなくてよい。

(4)端子②とボデー間の電圧が0Vの場合,吸気温センサのコネクタAを外したときに5Vに変化すれば吸気温センサの不良が考えられる。

適切

よって答えは3