9 改2024318
スイッチ駆動アクチュエータの異常検知に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)図1の場合,駆動時には,駆動信号線から分岐した診断回路により,マイコンの閾値と作動診断信号電圧の比較が行われ,マイコンは,上限値の閾値をアップ・エッジする作動診断信号電圧を検出したときに異常検知を行う。 |
(2)図2の場合,異常検知の回路構成が設けられていないため,異常検知はできない。ただし,IG・ONとしたとき,数秒間警告灯を点灯させることにより回路診断を行う。 |
(3)図3の場合,駆動停止時には,駆動回路が働かないために,駆動信号電圧の電源電圧が作動診断信号電圧としてマイコンに入力される。よって,駆動停止時に作動診断信号電圧が上限値の閾値をアップ・エッジするときに異常と判断する。 |
(4)図4の場合,異常検知の回路構成が設けられていないため,異常検知はできない。ただし,ソフトウェアにより運転状態を設定し,他のセンサの相関で閾値を設定することにより,異常検知を行っているものもある。 |
解く
(1)図1の場合,駆動時には,駆動信号線から分岐した診断回路により,マイコンの閾値と作動診断信号電圧の比較が行われ,マイコンは,上限値の閾値をアップ・エッジする作動診断信号電圧を検出したときに異常検知を行う。 適切 |
(2)図2の場合,異常検知の回路構成が設けられていないため,異常検知はできない。ただし,IG・ONとしたとき,数秒間警告灯を点灯させることにより回路診断を行う。 適切 |
(3)図3の場合,駆動停止時には,駆動回路が働かないために,駆動信号電圧の電源電圧が作動診断信号電圧としてマイコンに入力される。よって,駆動停止時に作動診断信号電圧が上限値の閾値をアップ・エッジするときに異常と判断する。 不適切 下限値の閾値をダウン・エッジ |
(4)図4の場合,異常検知の回路構成が設けられていないため,異常検知はできない。ただし,ソフトウェアにより運転状態を設定し,他のセンサの相関で閾値を設定することにより,異常検知を行っているものもある。 |
適切
よって答えは(3)