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図1に示すポンプ・モータ・リレー(PMR)駆動回路の異常検知範囲をもつ図2のABS回路で,フェイルセーフ・リレー(FSR)のコンタクト・ポイントがONしているときのPMR駆動回路に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)駆動停止条件時,①の箇所で断線があるとき,マイコンは閾値をアップ・エッジする診断信号電圧を検出して異常検知を行う。
(2)駆動条件時,①の箇所で断線があるとき,マイコンは閾値をアップ・エッジする診断信号電圧を検出するが異常検知は行わない。
(3)駆動停止条件時,②の箇所でボデーとの短絡があるとき,マイコンは閾値をアップ・エッジする診断信号電圧を検出して異常検知を行う。
(4)駆動条件時,②の箇所でボデーとの短絡があるとき,マイコンは閾値をダウン・エッジする診断信号電圧を検出するが異常検知は行わない。
解く
駆動停止条件時
駆動条件時
(1)駆動停止条件時,①の箇所で断線があるとき,マイコンは閾値をアップ・エッジする診断信号電圧を検出して異常検知を行う。
不適切
(2)駆動条件時,①の箇所で断線があるとき,マイコンは閾値をアップ・エッジする診断信号電圧を検出するが異常検知は行わない。
不適切
(3)駆動停止条件時,②の箇所でボデーとの短絡があるとき,マイコンは閾値をアップ・エッジする診断信号電圧を検出して異常検知を行う。
不適切
(4)駆動条件時,②の箇所でボデーとの短絡があるとき,マイコンは閾値をダウン・エッジする診断信号電圧を検出するが異常検知は行わない。
適切
よって答えは(4)