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自動車整備士資格試験を解く

平成19年3月実施1級小型問題42:防火・防災に関する記述

42

防火・防災に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1)ガソリンの発火点は約300℃で,軽油より低い。

(2)消火器の耐用年数は10年である。

(3)消防法別表の第4類危険物の分類によると,軽油の保管指定数量は,1,000Lである。

(4)可燃物,酸素供給体,熱源のうち,同時に2つが存在すれば燃焼は可能である。

 

解く

(1)ガソリンの発火点は約300℃で,軽油より低い。

不適切

 

(2)消火器の耐用年数は10年である。

不適切

8

(3)消防法別表の第4類危険物の分類によると,軽油の保管指定数量は,1,000Lである。

適切

参考

第四類危険物の保管指定数量(危険物の規制に関する政令別表第三:抜粋)

分類

品名

指定数量

第1石油類

ガソリン

ベンジン

(アルコール)

200ℓ

(400ℓ)

第2石油類

灯油

軽油

1000ℓ

第3石油類

重油

2000ℓ

第3石油類

エチレングリコール

(不凍液)

ポリグリコールエーテル

(ブレーキ液)

4000ℓ

第4石油類

エンジンオイル

ミッションオイル

デフオイル

塗料類

 6000ℓ

 

 

(4)可燃物,酸素供給体,熱源のうち,同時に2つが存在すれば燃焼は可能である。

不適切

燃焼するには,三要素(可燃物,酸素供給体,熱源)が同時に存在することが必要で,この中の一つでも欠けると燃焼は起こらずまた,継続することもない。

したがって、火災の消火方法は、又は一部を取り除くことにある

 

よって答えは3