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防火・防災の知識に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)消火器に表示されている「適用火災」用のラベルのうち,青色のラベルの消火器はガソリンやオイル等油脂類の火災に使用される。 |
(2)自己燃焼とは,分解燃焼のうち,空気を必要としないでその物質中の酸素によって燃焼するものをいう。 |
(3)ガソリン100リットルとエンジン・オイル100リットルを貯蔵する場合は,「少量危険物貯蔵所」として,所轄の消防署に事前に届出する必要がある。 |
(4)消火器の耐用年数は,8年である。 |
解く
(1)消火器に表示されている「適用火災」用のラベルのうち,青色のラベルの消火器はガソリンやオイル等油脂類の火災に使用される。 不適切 |
(2)自己燃焼とは,分解燃焼のうち,空気を必要としないでその物質中の酸素によって燃焼するものをいう。 適切
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(3)ガソリン100リットルとエンジン・オイル100リットルを貯蔵する場合は,「少量危険物貯蔵所」として,所轄の消防署に事前に届出する必要がある。
適切 100/200+100/6000=0.5+0.01666=0.517<1
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第四類危険物の保管指定数量(抜粋)
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①貯蔵,又は取り扱う危険物の数量をそれぞれの指定数量で割って,その数値の和が,1.0以上の場合は,下記の手続きをした上で,貯蔵,取り扱いを行う。 ・事前に所轄消防署から「危険物貯蔵所,又は取扱所」として許可を受ける。 ・危険物取扱者免許の資格を有する者の中から危険物の保安監督者を選任する。 ・保安監督者の選任届,を所轄消防署に提出し受理してもらう。 ②数値が,0.2以上1.0未満の場合は,「少量危険物貯蔵,又は取扱所」として,所轄消防署に事前に届出する。 ③少量貯蔵,又は取扱所に表示する看板等については,所轄消防署の指導を受ける。 ・危険物貯蔵所の構造は,取り扱い数量,周辺の建物によって制限される。 |
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(4)消火器の耐用年数は,8年である。 |
適切
(消火器の点検)
消火器は耐用年数(8年)が決められている。設置した消火器の耐用年数が過ぎていないか点検すること。
よって答えは(1)