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令和5年3月実施1級小型問題18:タイヤに関する記述

18

タイヤに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1)エンべロープ特性とは,タイヤが路面の凹凸を包み込む性質のことで,この特性が悪いと,ハーシュネスの原因となる。

 

(2)タイヤに荷重のアンバランスがあると,タイヤの回転速度に比例した遠心力が発生し,振動強制力となるため,シェイクやハーシュネスの原因となる。

 

(3)ダイナミック・バランスとは,タイヤが回転していない状態でのバランスのことで,このバランスが完全に取れている場合,タイヤはどの位置においても静止する。

 

(4)ラン・アウトとは,タイヤの剛性の均一性のことで,タイヤの半径方向と軸方向の振れがあり,それぞれラジアル・ラン・アウトとラテラル・ラン・アウトという。

 

 

 

(解く)

(1)エンべロープ特性とは.タイヤが路面の凹凸を包み込む性質のことで,この特性が悪いと,ハーシュネスの原因となる。

適切

 

(2)タイヤに荷重のアンバランスがあると,タイヤの回転速度に比例した遠心力が発生し,振動強制力となるため,シェイクやハーシュネスの原因となる。

不適切

タイヤに荷重のアンバランスがあると,タイヤの回転速度に比例した遠心力が発生し,振動強制力となるため,シェイクやフラッタの原因となる。

 

(3)ダイナミック・バランスとは,タイヤが回転していない状態でのバランスのことで,このバランスが完全に取れている場合,タイヤはどの位置においても静止する。

不適切

スタティック・バランスとは,タイヤが回転していない状態でのバランスのことで,このバランスが完全に取れている場合,タイヤはどの位置においても静止する。

 

 

(4)ラン・アウトとは,タイヤの剛性の均一性のことで,タイヤの半径方向と軸方向の振れがあり,それぞれラジアル・ラン・アウトとラテラル・ラン・アウトという。

不適切

ラン・アウトとは,タイヤの寸法の均一性のことで,タイヤの半径方向と軸方向の振れがあり,それぞれラジアル・ラン・アウトとラテラル・ラン・アウトという。

 

よって答えは1