自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

タイヤ:平成26年3月実施1級小型問題20

自動車整備士資格の勉強始めました

↑リンク腕試し過去問で

 

タイヤに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。


(1)タイヤの振れの点検は,フラット・スポットの影響をなくすため,10~15分走行後,すぐにリフト・アップしてから行う。これは発熱した状態で,長時間駐車すると,タイヤが変形し,走行を始めた時に,タイヤの変形がボデ―やステアリング・ホイールに不快な振動を与えることがあり,この現象を消すためである。


(2)LFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさを,RFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。


(3)ハーシュネスが発生した場合,振動周波数は80~300Hzであり,ラジアル・タイヤの四次成分と五次成分の固有振動数に関係がある。


(4)ラン・アウトとは,タイヤの寸法の均一性のことであり,タイヤの半径方向の振れをラテラル・ラン・アウト(縦振れ)といい,タイヤの軸方向の振れをラジアル・ラン・アウト(横振れ)という。

 

 

 

 

 

 

 

解く
(1)タイヤの振れの点検は,フラット・スポットの影響をなくすため,10~15分走行後,すぐにリフト・アップしてから行う。これは発熱した状態で,長時間駐車すると,タイヤが変形し,走行を始めた時に,タイヤの変形がボデ―やステアリング・ホイールに不快な振動を与えることがあり,この現象を消すためである。
適切


(2)LFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさを,RFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。
不適切
(2)RFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさを,LFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。

 

f:id:n9h28eg0:20210214192806p:plain
(3)ハーシュネスが発生した場合,振動周波数は80~300Hzであり,ラジアル・タイヤの四次成分と五次成分固有振動数に関係がある。
不適切
ハーシュネスは,30~60Hzの振動周波数をもち,ラジアル・タイヤでは,一次成分固有振動数に関係がある。
ロード・ノイズは,80~300Hzの振動周波数をもち,バイアス・タイヤでは,一次成分と三次成分の固有振動数に関係がある。

f:id:n9h28eg0:20210214192841p:plain
(4)ラン・アウトとは,タイヤの寸法の均一性のことであり,タイヤの半径方向の振れをラテラル・ラン・アウト(縦振れ)といい,タイヤの軸方向の振れをラジアル・ラン・アウト(横振れ)という。
不適切
ラン・アウトは,寸法の均一性である。図 のようにタイヤ半径方向と軸方向の振れがあり,それぞれラジアル・ラン・アウト(縦振れ)とラテラル・ラン・アウト(横振れ)という。

f:id:n9h28eg0:20210214192925p:plain

よって答えは 1