6気筒ガソリン・エンジン搭載の後輸駆動車(FR式)を表の条件で走行したとき,90~105Hzの間でビート音が発生した。この場合の不具合要因に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)「プロペラ・シャフトのアンバランス」と「エンジンのトルク変動」 |
(2)「電動ファンのアンバランス」と「エンジンのトルク変動」 |
(3)「電動ファンのアンバランス」と「プロペラ・シャフトのユニバーサル・ジョイントの位相ずれ」 |
(4)「プロペラ・シャフトのユニバーサル・ジョイントの位相ずれ」と「エンジンのトルク変動」 |
解く
(1)「プロペラ・シャフトのアンバランス」と「エンジンのトルク変動」 |
(2)「電動ファンのアンバランス」と「エンジンのトルク変動」 |
(3)「電動ファンのアンバランス」と「プロペラ・シャフトのユニバーサル・ジョイントの位相ずれ」 |
(4)「プロペラ・シャフトのユニバーサル・ジョイントの位相ずれ」と「エンジンのトルク変動」 |
「プロペラ・シャフトのアンバランス」
80÷3.6÷1.884×4=47.180・・・Hz
「プロペラ・シャフトのユニバーサル・ジョイントの位相ずれ」
80÷3.6÷1.884×4×2=94.361・・・Hz
「エンジンのトルク変動」
80÷3.6÷1.884×4×0.7×3=99.079・・・Hz
「電動ファンのアンバランス」
2700÷60=45Hz
よって答えは(4)