エンジン警告灯が点灯したので,外部診断器でダイアグノーシス・コードを確認したところ,「吸気温センサ系統」を表示した。図をもとに外部診断器を用いて故障診断を行った結果として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)外部診断器の吸気温度表示が「140℃」で,コネクタを外したときに表示が「一40℃」に変化した場合,吸気温センサの内部短絡は考えられるが,コネクタ内における端子②と端子④間の短絡は考えられない。
(2)外部診断器の吸気温度表示が「140℃」で,コネクタを外したときに表示が変化せず,コネクタⒷを外しても表示が変化しない場合,エンジンECUの不良及びアース線の不良(断線・短絡(地絡))が考えられるが,吸気温センサの不良及び信号線の不良(断線・短絡(地絡))は考えられない。
(3)外部診断器の吸気温度表示が「一40℃」で,端②と端子④を短絡させたときに表示が変化せず,端子⑤と端子⑦を短絡させても表示が変化しない場合,エンジンECUの不良は考えられるが,吸気温センサの不良は考えられない。
(4)外部診断器の吸気温度表示が「一40℃」で,端子②と端子④を短絡させたときに表示が変化せず,端子⑤と端子⑦を短絡させたときに表示が「140℃」に変化した場合,信号線の断線及びアース線の断線が考えられるが.エンジンECUの不良は考えられない。
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