↑リンク腕試し、過去問で
ブレーキとタイヤに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)ブレーキ・ノイズのうちスキークとは,制動時に発生し,振動周波数が200~500Hzで,「グー」という音色を発するものをいう。
(2)TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさを,LFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,RFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。
(3)ディスク・ブレーキでは,ブレーキ・パッドの背面にゴムでコーティングされたアンチ・スクイール・シムを追加することで,ゴムの減衰特性を利用し,ブレーキング時のブレーキ・パッドの振動を減衰させて,ブレーキ鳴きの低減を図っている。
(4)ハーシュネスが発生した場合,振動周波数は30~60Hzであり,ラジアル・タイヤの一次成分の固有振動数に関係がある。
解く
(1)ブレーキ・ノイズのうちスキークとは,制動時に発生し,振動周波数が200~500Hzで,「グー」という音色を発するものをいう。
不適切
適切な内容に訂正
(1)ブレーキ・ノイズのうちグローン音とは,制動時に発生し,振動周波数が200~500Hzで,「グー」という音色を発するものをいう。
ブレーキノイズ
スキール |
制動時に発生 |
振動周波数1000~14000Hz 音色:”キー”,”チリチリ” |
スキーク |
非制動時に発生 |
振動周波数1000~14000Hz 音色:”キー”,”チリチリ” |
グローン音 |
制動時に発生 |
振動周波数200~500Hz 音色:”グー” |
(2)TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさを,LFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,RFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。
適切
(3)ディスク・ブレーキでは,ブレーキ・パッドの背面にゴムでコーティングされたアンチ・スクイール・シムを追加することで,ゴムの減衰特性を利用し,ブレーキング時のブレーキ・パッドの振動を減衰させて,ブレーキ鳴きの低減を図っている。
適切
(4)ハーシュネスが発生した場合,振動周波数は30~60Hzであり,ラジアル・タイヤの一次成分の固有振動数に関係がある。
適切
よって答えは(1)