自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

ブレーキとタイヤに関する記述:平成29年3月実施1級小型問題16

自動車整備士資格の勉強始めました

↑リンク腕試し、過去問で

ブレーキとタイヤに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)ブレーキ・ノイズのうちスキークとは,制動時に発生し,振動周波数が200~500Hzで,「グー」という音色を発するものをいう。
(2)TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさを,LFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,RFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。
(3)ディスク・ブレーキでは,ブレーキ・パッドの背面にゴムでコーティングされたアンチ・スクイール・シムを追加することで,ゴムの減衰特性を利用し,ブレーキング時のブレーキ・パッドの振動を減衰させて,ブレーキ鳴きの低減を図っている。
(4)ハーシュネスが発生した場合,振動周波数は30~60Hzであり,ラジアル・タイヤの一次成分の固有振動数に関係がある。

解く
(1)ブレーキ・ノイズのうちスキークとは,制動時に発生し,振動周波数が200~500Hzで,「グー」という音色を発するものをいう。
不適切
適切な内容に訂正
(1)ブレーキ・ノイズのうちグローン音とは,制動時に発生し,振動周波数が200~500Hzで,「グー」という音色を発するものをいう。

ブレーキノイズ

キール

制動時に発生

振動周波数100014000Hz

音色:”キー”,”チリチリ”

スキーク

非制動時に発生

振動周波数100014000Hz

音色:”キー”,”チリチリ”

グローン音

制動時に発生

振動周波数200500Hz

音色:”グー”

 

(2)TFVとはタイヤの周方向(回転方向)の力の変動の大きさを,LFVとはタイヤの幅方向(横方向)の力の変動の大きさを,RFVとはタイヤの半径方向(縦方向)の力の変動の大きさをそれぞれいう。
適切

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(3)ディスク・ブレーキでは,ブレーキ・パッドの背面にゴムでコーティングされたアンチ・スクイール・シムを追加することで,ゴムの減衰特性を利用し,ブレーキング時のブレーキ・パッドの振動を減衰させて,ブレーキ鳴きの低減を図っている。
適切

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(4)ハーシュネスが発生した場合,振動周波数は30~60Hzであり,ラジアル・タイヤの一次成分の固有振動数に関係がある。
適切

 

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よって答えは(1)