自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成23年3月実施1級小型問題27:スチール・ベルト式無段変速機(CVT)に関する記述

スチール・ベルト式無段変速機CVT)に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

(1)N,Pレンジ時には,スリップ・コントロール・バルブはクラッチ解放側に位置しており,また,セレクト・レバーに直結したマニュアル・バルブがクラッチ及びブレーキ作動圧回路を解放するので,フォワード・クラッチ及びリバース・ブレーキは解放する。

(2)マニュアル・バルブは,各セレクト・ポジションに応じて回路を切り替え,ライン・プレッシャをフォワード・クラッチ,リバース・ブレーキに配送している。

(3)リバース・シグナル・バルブは,各セレクト・ポジションに応じて回路を切り替え,フォワード時とリバース時でライン・プレッシャに差圧を発生させており,また,P,RレンジでのON・OFFソレノイド・バルブのフェイルセーフ時のロックアップ誤作動を防止している。

(4)スイッチ・バルブは,デューティ・ソレノイド・バルブからの作動圧により回路を「フォワード・クラッチ&リバース・ブレーキ制御側」と「ロックアップ制御側」に切り替えている。

 

解く

 

(1)N,Pレンジ時には,スリップ・コントロール・バルブはクラッチ解放側に位置しており,また,セレクト・レバーに直結したマニュアル・バルブがクラッチ及びブレーキ作動圧回路を解放するので,フォワード・クラッチ及びリバース・ブレーキは解放する。

適切

(2)マニュアル・バルブは,各セレクト・ポジションに応じて回路を切り替え,ライン・プレッシャフォワード・クラッチ,リバース・ブレーキに配送している。

不適切

マニュアル・バルブは,各セレクト・ポジションに応じて回路を切り替え,クラッチ・プレッシャをフォワード・クラッチ,リバース・ブレーキに配送している。

(3)リバース・シグナル・バルブは,各セレクト・ポジションに応じて回路を切り替え,フォワード時とリバース時でライン・プレッシャに差圧を発生させており,また,P,RレンジでのON・OFFソレノイド・バルブのフェイルセーフ時のロックアップ誤作動を防止している。

不適切

リバース・シグナル・バルブは,各セレクト・ポジションに応じて回路を切り替え,フォワード時とリバース時でクラッチ・プレッシャに差圧を発生させており,また,P,RレンジでのONOFFソレノイド・バルブのフェイルセーフ時のロックアップ誤作動を防止している。

 

(4)スイッチ・バルブは,デューティ・ソレノイド・バルブからの作動圧により回路を「フォワード・クラッチ&リバース・ブレーキ制御側」と「ロックアップ制御側」に切り替えている。

不適切

スイッチ・バルブは,ONOFF ソレノイド・バルブからの作動圧により回路を「フォワード・クラッチ&リバース・ブレーキ制御側」と「ロックアップ制御側」に切り替えている。

 

よって答えは 1