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平成15年実施1級小型問題:平均値整流実効値校正方式のデジタル式サーキット・テスタ

平均値整流実効値校正方式のデジタル式サーキット・テスタを用いて,交流電圧を測定した場合の記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)交流電圧平均値を測定し,それに一定の値を掛け合わせることによって,実効値を算出する。
(2)測定信号の平均値を求め,正弦波(サイン・ウェーブ)のクレストファクタ=√2を乗じて実効値換算を行っているため,正弦波以外を測定した場合は大きな誤差が生じる。
(3)規定の周波数以内の方形波(スクエア・ウェーブ)を測定した場合,真の実効値方式による測定より約1.11倍電圧を高く表示する。
(4)規定の周波数以内の正弦波を測定した場合,真の実効値方式による測定値とほぼ同じ電圧値を表示する。

 

 

 

 

 

 

 

 


解く
(1)交流電圧平均値を測定し,それに一定の値を掛け合わせることによって,実効値を算出する。
適切
(2)測定信号の平均値を求め,正弦波(サイン・ウェーブ)のクレストファクタ=√2を乗じて実効値換算を行っているため,正弦波以外を測定した場合は大きな誤差が生じる。
不適切

平均値整流実効値校正方式

 平均値整流実効値校正方式デジタル・テスタは,交流電圧及び電流の平均値を測定し,それに一定の値(波形率)を掛け合わせることによって,実効値を算出する方式で,測定する交流電圧が正弦波であることを前提に,正弦波の平均値を測定し,正弦波の波形率(実効値/平均値 1 . 1107 )を乗じて実効値の表示を行っている。

 これによって,正弦波の実効値は正確に測定できるが,正弦波以外の波形については,予想外の大きな測定誤差が発生する。

ただし,測定波形と波高率が事前に判明していれば,測定値を補正して真値への校正が行える。

 前述の真の実効値方式に比べると,回路が簡単で安価である。

 

(3)規定の周波数以内の方形波(スクエア・ウェーブ)を測定した場合,真の実効値方式による測定より約1.11倍電圧を高く表示する。
適切

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(4)規定の周波数以内の正弦波を測定した場合,真の実効値方式による測定値とほぼ同じ電圧値を表示する。
適切

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よって答えは(2)