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次の磁気抵抗素子式センサに関する記述のうち適切なものはどれか。
(1)磁気抵抗素子式は,磁力線の変化を検出し,電流の変化に置き換えている。基本構造は,ロータと磁気抵抗素子を二対並列接続したピックアップで構成され,ロータが回転するとロータの歯形により磁気抵抗素子を通る磁力線の方向が変化し,この変化に応じて,磁気抵抗素子の抵抗は変化する。
(2)センサ信号電圧は,磁気抵抗素子を流れる微電流の変化を,増幅回路で基準電圧を基に増幅と波形整形を行い,正弦波が整形される。
(3)信号形態は,ECU内5V安定化電源をもとに波形整形を行うため,回転に関係なく,周波数は常に一定で,回転が速くなると電圧が高くなる。
(4)マイコンによる信号電圧の検出は,マイコンの閾値と信号電圧の比較により行われるが,上限値の閾値をアップ・エッジしたとき,又は下限値の閾値をダウン・エッジしたときに信号電圧を検出する。
解く
(1)磁気抵抗素子式は,磁力線の変化を検出し,電流の変化に置き換えている。基本構造は,ロータと磁気抵抗素子を二対並列接続したピックアップで構成され,ロータが回転するとロータの歯形により磁気抵抗素子を通る磁力線の方向が変化し,この変化に応じて,磁気抵抗素子の抵抗は変化する。
不適切
二対直列接続したピックアップで構成され,
(2)センサ信号電圧は,磁気抵抗素子を流れる微電流の変化を,増幅回路で基準電圧を基に増幅と波形整形を行い,正弦波が整形される。
不適切
方形波が整形される。
(3)信号形態は,ECU内5V安定化電源をもとに波形整形を行うため,回転に関係なく,周波数は常に一定で,回転が速くなると電圧が高くなる。
不適切
電圧は常に一定で,回転が速くなるとが周波数が高くなる。
(4)マイコンによる信号電圧の検出は,マイコンの閾値と信号電圧の比較により行われるが,上限値の閾値をアップ・エッジしたとき,又は下限値の閾値をダウン・エッジしたときに信号電圧を検出する。
適切
解答(4)