デジタル式サーキット・テスタに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)クレスト・ファクタ3未満の真の実効値方式のデジタル式サーキット・テスタを使用して,デューティ比5%のパルス矩形波の交流電圧を測定する場合は,測定精度許容範囲外のため,正確な数値は表示されない。
(2)最大入力電圧が「1000V DC及び1000V・rmsAC」と表示されているテスタの場合は,直流電圧は1000Vまで許容できることを表し,交流電圧も実効値(RMS)で1000Vまで許容できることを表している。
(3)テスタの直流電圧表示値が4.0000Vのとき,直流電圧計の性能表に確度が5vレンジで「0.025+5」と記載されていた場合の実際の電圧値は,3.9985V~4.0015Vの範囲になる。
(4)電源電圧が5Vで,抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路において,片方の抵抗の両端に内部抵抗11MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき,計算で求められるテスタの表示値は,約2.1414Vになる。
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