自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

振動・騒音に関する故障診断の対処方法:平成24年3月実施1級小型問題40

自動車整備士資格の勉強始めました

 

振動・騒音に関する故障診断の対処方法として,不適切なものは次のうちどれか。

(1)高速道路を走行中,90km/hでステアリング・ホイールの回転方向にほぼー定レベルの周波数12.2Hzの振動が発生したため,タイヤ(直径65cm)のアンバランス点検を行った。

(2)後輪駆動(FR車)のAT車で走行路面に関係なく,特定の車速(駆動時のみ)で“ウォーンウォーン”という「波を打つ感じの音」が発生したので,ビート音と判断し,エンジンやプロペラ・シャフトなどに,共振やトルク変動を生じる原因があるかどうかを点検した。

(3)前輪駆動(FF車)のAT車で,ドライブ・シャフトの回転速度が1000min-1で走行中に,16.6Hzの車体振動が発生したため,ドライブ・シャフトのジョイント角の点検をした。

(4)4サイクル4気筒エンジンで,Dレンジのアイドル回転(600min-1)時に,ステアリング・ホイール及びシートに振動が発生し,周波数が20Hzだったためエンジンのトルク変動と診断し,エンジン・マウンティングを点検した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解く

(1)高速道路を走行中,90km/hでステアリング・ホイールの回転方向にほぼー定レベルの周波数12.2Hzの振動が発生したため,タイヤ(直径65cm)のアンバランス点検を行った。

適切

90÷3.625m/s

0.65×3.142.041

25÷2.04112.248・・・㎐

タイヤ(直径65cm)のアンバランス=1次振動

(2)後輪駆動(FR車)のAT車で走行路面に関係なく,特定の車速(駆動時のみ)で“ウォーンウォーン”という「波を打つ感じの音」が発生したので,ビート音と判断し,エンジンやプロペラ・シャフトなどに,共振やトルク変動を生じる原因があるかどうかを点検した。

適切

 

(3)前輪駆動(FF車)のAT車で,ドライブ・シャフトの回転速度が1000min-1で走行中に,16.6Hzの車体振動が発生したため,ドライブ・シャフトのジョイント角の点検をした。

不適切

ドライブ・シャフトのジョイント角によるトルク変動

1000÷60×233.3333

 

(4)4サイクル4気筒エンジンで,Dレンジのアイドル回転(600min-1)時に,ステアリング・ホイール及びシートに振動が発生し,周波数が20Hzだったためエンジンのトルク変動と診断し,エンジン・マウンティングを点検した。

適切

600÷60×220