自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

CANシステムの故障診断に関する記述:平成30年3月実施1級小型問題33

https://pussycat-quiet-saiki-0874.ssl-lolipop.jp/webstart2/index.html

 

図に示すCANシステムの故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。ただし,テスタの内部抵抗は測定値に影響を及ぼさないものとし,ボデー・アース間との測定においては,ECU1~3のすべてを取り外して測定したものとする。
問題補足

 

f:id:n9h28eg0:20201229122935p:plain

(1)AB間の抵抗が0Ωで,Cとボデー・アース間,Dとボデー・アース間が共に∞Ωの場合は,メイン・バス・ラインのCAN-H線とメイン・バス・ラインのCAN-L線との線間短絡が考えられるが,片側の終端抵抗内部の断線は考えられない。


(2)AB間の抵抗が60Ωで,Cとボデー・アース間,Dとボデー・アース間が共に∞Ωの場合は,ECU1からメイン・バス・ラインのCAN-H線までの断線,ECU1からメイン・バス・ラインのCAN-L線までの断線が考えられるが,メイン・バス・ラインのCAN-H線の断線,メイン・バス・ラインのCAN-L線の断線は考えられない。


(3)AB間の抵抗が60Ωで,Cとボデー・アース間が0Ω,Dとボデー・アース間が60Ωの場合は,メイン・バス・ラインのCAN-H線のボデー・アースとの短絡が考えられるが,メイン・バス・ラインのCAN-L線のボデー・アースとの短絡は考えられない。


(4)AB間の抵抗が120Ωで,Cとボデー・アース間,Dとボデー・アース間が共に∞Ωの場合は,メイン・バス・ラインのCAN-H線の断線が考えられるが,メイン・バス・ラインのCAN-L線の断線は考えられない。

 

この続きはcodocで購入