水温センサ回路の故障診断：平成24年3月実施1級小型問題33

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図に示す水温センサ回路の故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

問題補足

(1)コネクタ(A)を外し,端子②と端子④間の電圧が5Vの場合は,アース線の断線が考えられる。

(2)コネクタ(A)の接続状態で,端子②とボデー・アース間の電圧が0Vの場合には,水温センサの短絡(地絡)は考えられない。

(3)コネクタ(A)の接続状態で,端子⑤とボデー・アース間の電圧が0Vのときに,コネクタAを外したところ,電圧が5Vに変化した場合は,水温センサの断線が考えられる。

(4)コネクタ(A)の接続状態で,端子⑤とボデー・アース間の電圧が0Vのときに,コネクタ④を外しても電圧が0Vのまま変化せず,続いて信号線の絶縁点検を行い,その結果が正常の場合は,エンジンECUの不良が考えられる。

解く

(1)コネクタ(A)を外し,端子②と端子④間の電圧が5Vの場合は,アース線の断線が考えられる。 不適切

(2)コネクタ(A)の接続状態で,端子②とボデー・アース間の電圧が0Vの場合には,水温センサの短絡(地絡)は考えられない。 不適切

(3)コネクタ(A)の接続状態で,端子⑤とボデー・アース間の電圧が0Vのときに,コネクタAを外したところ,電圧が5Vに変化した場合は,水温センサの断線が考えられる。 不適切 コネクタ(A)の接続状態で,端子⑤とボデー・アース間の電圧が5V

(4)コネクタ(A)の接続状態で,端子⑤とボデー・アース間の電圧が0Vのときに,コネクタAを外しても電圧が0Vのまま変化せず,続いて信号線の絶縁点検を行い,その結果が正常の場合は,エンジンECUの不良が考えられる。

適切