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振動・騒音に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)固有振動数とは,その振動系の持っているばね定数と質量で決定され,ばねが強いと固有振動数は高くなり,質量が重いと固有振動数は高くなる。 |
(2)ボデーの振動のうち,ねじり振動,曲げ振動は弾性振動に,はね上振動,膜振動は剛体振動に分類される。 |
(3)ダイナミック・ダンパは一つの固有振動数を二つの固有の振動数に分散させ,振動レベルを低下させる。 |
(4)自動車の近接排気騒音を騒音計を使用して計測する場合は,C特性を用いる。 |
解く
(1)固有振動数とは,その振動系の持っているばね定数と質量で決定され,ばねが強いと固有振動数は高くなり,質量が重いと固有振動数は高くなる。 不適切 |
(2)ボデーの振動のうち,ねじり振動,曲げ振動は弾性振動に,はね上振動,膜振動は剛体振動に分類される。
不適切
(3)ダイナミック・ダンパは一つの固有振動数を二つの固有の振動数に分散させ,振動レベルを低下させる。
適切
(4)自動車の近接排気騒音を騒音計を使用して計測する場合は,C特性を用いる。
不適切
A特性
A特性は図のように,人の聴覚に最も近い補正をする。排気騒音の測定など,自動車の騒音を測定するときに使用される。測定の単位はdB(A)と表す。
よって答えは(3)