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自動車整備士資格試験を解く

令和4年3月実施1級小型問題16:振動・騒音に関する記述

振動・騒音に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)自動車の振動のうち,「エンジン懸架系のばね上振動」は弾性振動に該当し,「ボデーの曲げ及びねじり振動」は剛体振動に該当する。

 

(2)エンジン・マウンティングのうち,シェア・タイプのものは,インシュレータ・ゴムのせん断方向のばね力を利用する方式であり,コンプレッション・タイプのものは,インシュレータ・ゴムの圧縮方向のばね力を利用する方式である。

 

(3)振動エネルギを熱エネルギに変換することにより振動体(発音体)の振動レベルを減少させる振動抑制(ダンピング)材料は,非拘束型と拘束型に分類される。拘束型は,非拘束型に拘束層(鋼板・樹脂など)を追加したものである。

 

(4)騒音計を用いた騒音測定の際,測定対象の音を止めたときと,止めないときの騒音の差が10dB以上あれば,暗騒音の影響は,ほとんど無視してよい。

 

 

 

解く

 

(1)自動車の振動のうち,「エンジン懸架系のばね上振動」は弾性振動剛体振動に該当し,「ボデーの曲げ及びねじり振動」は剛体振動弾性振動に該当する。

不適切

 

(2)エンジン・マウンティングのうち,シェア・タイプのものは,インシュレータ・ゴムのせん断方向のばね力を利用する方式であり,コンプレッション・タイプのものは,インシュレータ・ゴムの圧縮方向のばね力を利用する方式である。

適切

 

(3)振動エネルギを熱エネルギに変換することにより振動体(発音体)の振動レベルを減少させる振動抑制(ダンピング)材料は,非拘束型と拘束型に分類される。拘束型は,非拘束型に拘束層(鋼板・樹脂など)を追加したものである。

適切

 

(4)騒音計を用いた騒音測定の際,測定対象の音を止めたときと,止めないときの騒音の差が10dB以上あれば,暗騒音の影響は,ほとんど無視してよい。

適切

 

 

よって答えは1