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自動車整備士資格試験を解く

平成21年3月実施1級小型問題27:CVTに関する記述

27

CVTに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)登降坂制御とは,登坂路走行判定時に変速比をLOW寄りにして駆動力を上げ,降坂路走行判定時に変速比をLOW寄りにして適度なエンジン・ブレーキが得られるようにする制御である。

 

(2)ライン・プレッシャ制御とは,エンジン回転速度,スロットル・バルブ開度などの信号をもとにセカンダリ・バルブを作動させて,スチール・ベルトによるトルクの伝達に必要なライン・プレッシャを発生させる制御である。

 

(3)リバース・インヒビット機能とは,前進走行中の設定車速以上で誤ってリバースにシフトした場合,駆動力がプライマリ・プーリに伝わらないようにカットする機能である。

 

(4)変速制御とは,エンジン回転速度,スロットル・バルブ開度,入出力回転速度などの信号をもとにプライマリ・バルブを作動させて,変速に必要なセカンダリ・プレッシャを制御することをいう。

 

 

解く

 

(1)登降坂制御とは,登坂路走行判定時に変速比をLOW寄りにして駆動力を上げ,降坂路走行判定時に変速比をLOW寄りにして適度なエンジン・ブレーキが得られるようにする制御である。

適切

登降坂制御(図  )

車速,スロットル開度,エンジン回転速度,吸入管圧力などから車両に掛かる走行負荷を AT ・ ECU で演算し,走行負荷が大きい登坂路走行判定時には,変速比を LOW 寄りにして駆動力を上げてアクセル操作に対する加速感を向上させる。走行負荷が小さい降坂路走行判定時には,変速比を LOW 寄りにして,適度なエンジン・ブレーキ力が得られるようにしている。

(2)ライン・プレッシャ制御とは,エンジン回転速度,スロットル・バルブ開度などの信号をもとにセカンダリ・バルブを作動させて,スチール・ベルトによるトルクの伝達に必要なライン・プレッシャを発生させる制御である。

適切

ライン・プレッシャ制御

エンジン回転速度,スロットル開度などの入力信号をもとに AT ・ ECU で演算し,セカンダリ・バルブを作動させてライン・プレッシャを制御し,スチール・べルトによるトルクの伝達に必要なライン・プレッシャを発生させる。ライン・プレッシャは,ライン・プレッシャ目標圧力と油圧センサ出力圧との差をセカンダリ・バルブへフィードバックし,目標圧力になるように常時制御されている。

 

(3)リバース・インヒビット機能とは,前進走行中の設定車速以上で誤ってリバースにシフトした場合,駆動力がプライマリ・プーリに伝わらないようにカットする機能である。

適切

リバース・インヒビット機能

前進走行中の設定車速以上で誤ってリバースにシフトした場合,駆動力がプライマリ・プーリに伝わらないようにカットする機能を備えている。(車速 10km/ h 以上)

 

(4)変速制御とは,エンジン回転速度,スロットル・バルブ開度,入出力回転速度などの信号をもとにプライマリ・バルブを作動させて,変速に必要なセカンダリ・プレッシャを制御することをいう。

不適切

変速制御

エンジン回転速度,スロットル開度,入出力回転速度などの入力信号をもとに AT ・ ECU で演算し,プライマリ・バルブを作動させてプライマリ・プレッシャを制御し,スチール・ベルトによる変速を制御する。変速比は,入出力回転速度のフィードバックにより,目標変速比になるように常時制御されている。

 

 

よって答えは4