外部診断器でダイアグノーシス・コードを確認したところ,「点火確認信号系統」を表示したため,図をもとにイグニション・スイッチONの状態でイグナイタ系統回路の電圧点検を行った。故障診断の判断として,適切なものは次のうちどれか。
(1)コネクタBを外したとき,端子⑦~ボデー間の電圧が0Vから5Vに変化した場合は,イグナイタ及びイグニション・コイルの不良が考えられる。
(2)コネクタBを外したとき,端子⑦~ボデー間の電圧が0Vから5Vに変化した場合は,点火確認信号線とボデー間の短絡が考えられる。
(3)コネクタA接続状態で,端子④~ボデー間の電圧が5Vの場合は,エンジンECUの不良が考えられる。
(4)コネクタA接続状態で,端子④~ボデー間の電圧が0Vの場合は,点火確認信号線の断線が考えられる。
解く
IGON
(1)コネクタBを外したとき,端子⑦~ボデー間の電圧が0Vから5Vに変化した場合は,イグナイタ及びイグニション・コイルの不良が考えられる。
適切
(2)コネクタBを外したとき,端子⑦~ボデー間の電圧が0Vから5Vに変化した場合は,点火確認信号線とボデー間の短絡が考えられる。
不適切
0Vから0V
(3)コネクタA接続状態で,端子④~ボデー間の電圧が5Vの場合は,エンジンECUの不良が考えられる。
不適切
エンジンECUは正常
(4)コネクタA接続状態で,端子④~ボデー間の電圧が0Vの場合は,点火確認信号線の断線が考えられる。
不適切
点火確認信号線の断線→端子④~ボデー間の電圧が5V
よって答えは(1)