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令和5年3月実施1級小型問題7:圧縮天然ガス(CNG)自動車に関する記述

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圧縮天然ガス(CNG)自動車に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)CNG燃料は,燃焼時のCO2発生量が石油系燃料に比べて少なく,SOXやすすの発生がないという性質がある。また,CNG燃料のうち自動車用には「13A」が一般的に用いられている。

 

(2)エンジン側の燃料遮断弁は.CNGレギュレータの上流に取り付けられており,エンジンへの燃料供給装置及び安全装置としての役割を持っている。エンジン停止時は,燃料遮断弁内のソレノイド・バルブをOFFにして燃料を遮断している。

 

(3)手動燃料遮断弁は,燃料フィルタの下流に取り付けられており,整備性の向上及び車両を長期間使用しないときなどを考慮し,燃料配管の途中で手動にてCNG燃料の遮断ができる。

 

(4)燃温センサは,CNG燃料の温度を検出するもので,CNGホンべ側とエンジン側にそれぞれ1個設けられている。ポンペ側の燃温センサは,5ウェイ・コネクタに取り付けられており,CNG燃料の温度が異常に高く(約100℃以上)なるとCNG警告灯を点滅させる。

 

 

(解く)

 

(1)CNG燃料は,燃焼時のCO2発生量が石油系燃料に比べて少なく,SOXやすすの発生がないという性質がある。また,CNG燃料のうち自動車用には「13A」が一般的に用いられている。

適切

(注)CNG燃料は現在,13A,12A,6A,6B,5Aの5種類がある。

 

(2)エンジン側の燃料遮断弁は.CNGレギュレータの上流に取り付けられており,エンジンへの燃料供給装置及び安全装置としての役割を持っている。エンジン停止時は,燃料遮断弁内のソレノイド・バルブをOFFにして燃料を遮断している。

適切

(3)手動燃料遮断弁は,燃料フィルタの流に取り付けられており,整備性の向上及び車両を長期間使用しないときなどを考慮し,燃料配管の途中で手動にてCNG燃料の遮断ができる。

不適切

手動燃料遮断弁

整備性の向上及び車両を長期間使用しないときなどを考慮し,燃料配管の途中に手動にてCNG燃料の遮断

かできる弁が設けられている。整備時の使用例としては,この遮断弁より下流のエンジン側燃料部品の点検

時など(例えば燃料フィルタの点検)で使用する。

 

(4)燃温センサは,CNG燃料の温度を検出するもので,CNGホンべ側とエンジン側にそれぞれ1個設けられている。ポンペ側の燃温センサは,5ウェイ・コネクタに取り付けられており,CNG燃料の温度が異常に高く(約100℃以上)なるとCNG警告灯を点滅させる。

適切

よって答えは3